日本一のファッション誌「sweet」(宝島社)の15周年イベントが3月15日に渋谷ヒカリエで行われ、創刊号以来15年に渡って同誌の誌面を飾ってきた梨花の“卒業式”が行われた。
この日の梨花は超ミニのワンピ姿で登場。黄色い歓声に迎えられながらランウェイを歩き、大勢の女性ファンとハイタッチならぬロータッチを交わしていた。
イベントには「sweet」編集長の渡辺佳代氏も駆けつけ、司会を務める陣内智則と渡辺直美から「梨花が卒業してしまうと寂しくないか」と聞かれると、「寂しいんですけど、私、『sweet』と、もう1誌3月26日に創刊される『オトナミューズ』という雑誌の編集長兼任で。そこに(梨花が)引っ越してくるだけなので(笑)」と回答。梨花はもう一段大人の女性向けの雑誌へとフィールドを移し、そこで今度は活躍することになる。
そんな梨花は「sweet」の思い出を聞かれると、「私、赤文字の雑誌(JJ、CanCamなどのタイトルロゴが赤字の、大学生や若いOL向けの雑誌)をやっていて、それを卒業して(路頭に迷っているときに)拾ってもらった」と意外な過去を告白。「『sweet』は私のモデル人生のなかでは青春。“大人かわいい”という言葉ができたときに、大人でもかわいいことにトライしていいんだと思った」と続けた。
今後の抱負についても梨花は「さっきのリピートになっちゃうんだけど」とことわりつつ、「赤文字モデルがあって、『sweet』の15年間があって、(次の『オトナミューズ』は)私のなかでモデル人生第3ステージみたいなもの。そんなのが待ってるなんて」と思いも寄らなかった様子で「また、ここからいいですか、みたいな」と笑顔を浮かべた。
最後に渡辺編集長から「日本を代表するおしゃれアイコンとして15年に渡って『sweet』ガールのお手本であった」と書かれた卒業証書を授与され、笑顔でステージを後にしていた。
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