『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』のワールドツアーがアメリカ、パリ、イギリスに続き、現地時間3月24日に中国でも行われた。
・[動画]『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』予告編
会場となったのは、北京の中国最大規模のモールTakooli。この日、会場にはキャプテン・アメリカの象徴でもある巨大な“盾”が設置され、朝早くから6000人のファンとマスコミが詰めかける人気ぶり。
会場に、キャプテン・アメリカ役のクリス・エヴァンス、ブラック・ウィドウ役のスカーレット・ヨハンソン、国際平和維持組織S.H.I.E.L.D.(シールド)の長官にして最強ヒーローたちを束ねるニック・フューリー役のサミュエル・L・ジャクソンが登場すると、場内から大きな拍手と歓声が沸き起こった。
続く記者会見では、用意された300席が即満席になり、立ち見で参加する報道陣で会場は溢れた。さらに、会見中には『キャプテン・アメリカ』の3作目と、アンソニー&ジョー・ルッソ監督兄弟の続投が発表され、割れんばかりの拍手が。監督は続編について「引き続き私たちが監督をつとめることが決まり、すでに準備をはじめている段階です。この映画を見れば『〜ウィンター・ソルジャー』の物語はまだ完結していないことがおわかりになるはずですが、3作目はそれを引き継ぐ形でストーリーが展開して行きます」と説明した。
また、エヴァンスは本作について「『アベンジャーズ』では現代社会に馴染もうと葛藤するキャプテン・アメリカの姿が描かれたが、今回はシールドの一員として与えられた任務をまっとうしようとしながらも、組織の目的やあり方、そのなかにおける自分の立場といったものに対する疑念という葛藤が描かれている」とコメント。
作品選びのポイントを聞かれたヨハンソンは「脚本はやっぱり大事ね。いくら好きな監督でも、脚本の出来が悪ければ出演する気になれないし、自分がその役を演じることで作品に貢献できると思えなかったら、出る意味がないと感じてしまうの。逆に脚本が素晴らしければ、映画を撮るのが初めての新人監督だったとしても、思い切って冒険してみようって気になるしね」と答えた。
一方、ジャクソンは「これまでの作品でそれぞれが同じ役を演じて来た際に、馴れ合いになってしまった部分も若干はあったけど、新たなキャラクターとしてファルコンが加わったことで、新鮮な風が吹き込んだ。それは僕たちレギュラー陣にとって大いに刺激になると同時に、作品にも新たなエネルギーが注入されたような気がするね」と新たな魅力が加わった映画をアピールしていた。
『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』は4月19日より2Dと3Dにて全国公開となる。
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