累計400万部突破の人気ミステリー小説を映画化した『万能鑑定士Q −モナ・リザの瞳−』のプレミア上映が、5月5日にパリのルーヴル美術館で行われ、主演の綾瀬はるかと佐藤信介監督が舞台挨拶を行った。綾瀬は本編でも披露した流ちょうなフランス語で挨拶。会場からは拍手がわき上がっていた。
本作は、ロジカル・シンキング(論理的思考)と膨大な知識、鋭い直感を武器に、日用品から美術品まで何でも鑑定する天真爛漫な性格のスーパーヒロインが、世界的名画「モナ・リザ」にまつわる難事件を解決する様子を描き出す。
日本映画としては史上初となるルーヴル美術館での本格撮影を行った本作。綾瀬は「撮影にご協力頂きましたルーブル美術館、パリのみなさんに感謝します」と挨拶。また「撮影時に初めてパリに来て、ルーヴル美術館の入口のところからピラミッドの迫力がすごくておおっ!とおののき、館内は絵画や像1つひとつにも見ごたえがあってそこで、撮影できたのは夢のようなひと時でした。モナ・リザの絵が重要な作品。ルーヴルで撮影をさせてもらえて、また、ここのルーヴル美術館で上映ができて光栄だなと思います」と語った。
上映後は「ルーヴル美術館で上映をして、フランスの皆さんに喜んでもらえたのはとても嬉しい」と喜びを語った綾瀬。「こんなに受けいれられるとは思ってなかったので本当に嬉しいです」とも話した。上映後はレセプションパーティも行われ「レセプションパーティは初めての参加でしたが、皆さんで近くの距離で感想を言い合うのが良いですね」と、日本とはひと味違う空間を楽しんだ様子だ。
上映会の翌日、6日にはホテルロウゾンで記者会見も行われ、綾瀬らは外国人記者からの質疑応答に応じた。
『万能鑑定士Q −モナ・リザの瞳−』は5月31日より全国東宝系にて公開される。
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