藤原竜也、32歳の誕生日を観客からのサプライズで迎え「聞いてないよ」とビックリ！

2014.05.13

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眼差しだけで人を自由に操れる男（藤原竜也）と、彼が唯一操ることのできない男（山田孝之）との壮絶バトルを描いた『MONSTERZ モンスターズ』。この映画のプロモーションのため、5月12日に主演の藤原竜也と中田秀夫監督が福岡を日帰りで強行訪問し、T・ジョイ博多で行われた試写会で舞台挨拶に臨んだ。

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藤原は「今日から中田監督と3つの都市を回らせてもらっています。最初に福岡に来ることができて嬉しいです。今日は楽しんでいってください」と挨拶。中田監督は客席を見渡し「女性が多いですね。竜也くん、山田孝之くんの男の色気満開の映画なので楽しんでください」と話した。

また、自身の演じた役について藤原は「見た人全てを操ることができる男を演じています。やったことがあったようでなかった、こういう役が初めてだったので面白かったです。テーマも面白く、あれっ？と思うことがありますが、中田監督はそれを忘れさせてくれる巧さがあると思います」と語った。

初共演となる山田については「はほぼ同世代で、すごく良い俳優さんです。僕が演じる“男”を追い詰めて暴走を止めるという、ずっとテンションが高い役。すごいエネルギーを使う役なので、何かを犠牲にしてでもそこを表現するパワーはすごいと思いました」と絶賛。

一方、そんな藤原を起用するのは『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』に続いて2回目となる中田監督は「前回は好青年、今回はダークなヒーローで、藤原くんは怪しい魅力を放ってました。寄っても引いて撮ってもすごくかっこいい、映画的に優れた俳優だと思います。僕も演出していて胸がしびれました（笑）」と振り返った。

また、劇中で裸体を披露した藤原は「みなさんが見る前ですが、このシーンいるかって99人に聞いたら全員いらないって答えるシーンなんです。監督だけが『いる！』と言っていました（笑）」と明かすと、中田監督は「最近、ヒットしている映画では男性が裸体になっていることが多いんですよ（笑）。『土竜の唄』には負けないぞと思っています」と返していた。

ここで、劇中で演じた自身のキャラにちなみ、藤原が舞台上から目を見開いて観客を操るパフォーマンスを実行。すると、観客が一斉にバースデイソングを大合唱。これは5月15日に32歳の誕生日を迎える藤原へのサプライズで、藤原本人もビックリ。「えっ、何!? 聞いてないよ！えっ、嬉しい」と喜び、観客から大きな拍手が。スタッフからは加湿器が運ばれ、中田監督からも博多人形がこいのぼりにまたがる“五月っ子”が贈られていた。

『MONSTERZ モンスターズ』は5月30日より全国公開となる。