俳優の林隆三が6月4日に都内病院で70歳で死去。俳優座養成所第15期生
（※写真は所属事務所の公式サイトより）
俳優の林隆三が6月4日に亡くなったことが所属事務所の公式サイトで発表された。
・原田芳雄が71歳で逝去。7月11日には主演作舞台挨拶に車椅子で登壇も
林は入院先の都内の病院で腎不全のため70歳で逝去。通夜、葬儀は故人の遺志により近親者のみで滞りなく済ませたそうで「長年お世話になりました関係各位の皆様、温かく見守ってくださったファンの皆様には、親しくお別れしていただくべきところではございますが、本人のたっての意向を、ご理解いただければと存じます」と綴られている。
また「ご供花、ご香典も謹んでご辞退させていただきたく存じます」と記され、「重ねまして、林隆三と仕事を共にしていただいた関係各位の皆様、林隆三の活動を愛し、支えてくださったファンの皆様に、心より御礼申し上げます」と続けられている。
林隆三は1943年9月29日東京都新宿区四谷生まれ。1966年に俳優座養成所を第15期生として卒業。翌年NHKミュージカル「ある愛の奇跡の物語」でデビュー。その後、舞台では「どん底」「美しきものの伝説」「三文オペラ」「ファンタスティックス」
「阿修羅のごとく」などに出演。映画では『妹』（74年）『地獄』（79年）『早春物語』（85年）『時雨の記』（98年）『草の乱』（04年）『エクレール・お菓子放浪記』（11年）などに出演。テレビ出演も多数はたしている。
また、同じ俳優座養成所第15期生として亡くなられている同期に、太地喜和子、地井武男、夏八木勲、原田芳雄らがいる。
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