小泉今日子主演で映画化された『グーグーだって猫である』が宮沢りえ主演でドラマ化!
少女マンガ家・大島弓子が飼い猫との愛しい日々を綴った自伝的コミックエッセイ「グーグーだって猫である」。2008年には小泉今日子主演で映画化もされた本作が、映画版に続いて犬童一心監督のもと、宮沢りえ主演でドラマ化されることがわかった。
・[動画]小泉今日子主演の映画版『グーグーだって猫である』舞台挨拶
宮沢が演じるのは、主人公のマンガ家・小島麻子役。最近は「おのれナポレオン」「MIWA」などの舞台で圧倒的な存在感を放ち、7年ぶりの主演映画『紙の月』も話題となっている彼女が、柔らかくも芯の通った主人公を魅力的に演じる。
その小島麻子の編集者・大森役を長塚圭史、アシスタントのミナミを黒木華が演じほか、田中泯、岩松了、市川実和子、菊地凛子ら実力派俳優が脇を固めている。本作が初のドラマ出演となるお笑いコンビ・ロッチの中岡創一の演技にも注目だ。
本作について宮沢は「キャスティングもとても魅力的ですよね。(長塚)圭史さんも、(黒木)華ちゃんもそうですが、本当にちらっとご出演いただいている方もふくめて、みなさんすごく個性にあふれて、表現力に長けている方たちばかりなので、毎日撮影現場に行くのが楽しみでした」とコメント。
そんな宮沢について長塚は「大島弓子さんが持つ特別な感性が(宮沢)りえさんにピッタリあっているんじゃないかと思います。ヒュッと危うく崩れるところとピリッとマンガ家として背筋を伸ばすところのメリハリがとても効いていますね」と話し、宮沢主演の舞台「ザ・キャラクター」にアンサンブルで出演していた黒木も「そのときに、ものすごくパワフルでお芝居自体が全部輝いていました。今回ご一緒したシーンでも麻子さんという人物がすごく生き生きとそこに存在していて、それは宮沢さんの人間の力なんだなと感じました」と話した。
また「宮沢さんが麻子をやるというのが、今回出演を決めるにあたり大きな要素でした」と語る田中は「『たそがれ清兵衛』の時に初めて宮沢さんを知って、もっと知りたいと思っていました。(宮沢さんは)セリフがないときに使っているエネルギーというか、内部の技術がすさまじいですね。彼女がそこにいることのヴァイブレーションがこっちに伝わって来るんです」と話し、犬童監督は「猫と吉祥寺と宮沢りえ。しかも原作は敬愛する大島弓子。こんなにワクワクできる組み合わせ、こんな幸せは今後もうないのでは? と、心配になる」と喜びのコメントを寄せている。
WOWOW連続ドラマW『グーグーだって猫である』は10月に放送予定だ。
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