小栗ルパンがワールドプレミア「4000人のハートをいただくぜ！」

2014.08.05

ルパンファミリー揃う。左から石川五ェ門（綾野剛）、峰不二子（黒木メイサ）、ルパン（小栗旬）、銭形幸一警部（浅野忠信）、次元大介（玉山鉄二）

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小栗旬主演で実写映画化された『ルパン三世』のワールドプレミアが8月4日に東京国際フォーラムで行われ、小栗のほか、玉山鉄二、綾野剛、黒木メイサ、浅野忠信、ジェリー・イェン、キム・ジュン、北村龍平監督、山本叉一郎プロデューサーが登壇した。

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主人公のルパン役を演じた小栗は完成作を見てもらえる日が来たことを喜ぶと、「僕らも去年暮れに、みんなで頑張って作った作品。受け入れていただけるのかどうかは、ここからなので、僕らもドキドキしているのですが、本当にワクワク楽しい映画ができたと思っています。みなさんゆっくり楽しんでいってください」と挨拶。

次元大介役に扮した玉山も「特に思い入れのある仕事だったので、こうやってプレミア試写の日を迎えることができ、嬉しい気持ちと寂しい気持ちが入り交じってすごく複雑です」と話した。

石川五ェ門役を演じた綾野は、この作品でチャレンジしたことについて聞かれると「僕、夏がキライなんです。もっと言うと暑いのキライなんですよ」と暑さが苦手なことを告白。なのに暑いタイで、いつも涼しい顔をしている五ェ門を演じており、「その暑さになれることがチャレンジでした」とコメント。峰不二子役の黒木は「体にフィットした衣装を着る機会が多くて、こういうドレスを着た状態でヒールを履いてアクションするのが結構大変でした」と振り返った。

一方、同じ質問に銭形警部役に扮した浅野は「まさか、とっつぁん役だとは思わなかった」と心境を明かし会場を沸かすと、「僕もルパン三世のファンですから、実写化に期待していましたし、誰がルパンを演じるんだ、次元は誰だという噂話をしたことはあります。僕はどっちかっていうと友だちからは『次元だろう』って言われていて、あと着物を着れば五ェ門もイケると思っていたんですけど……」と続けて笑わすと、「とっつぁん役は最初無理だと思ったんです。けど、チャレンジするしかないなと思い引き受けさせていただきました」と答えていた。

この日の会場は、イケメン揃いの登壇陣に女子たちが大興奮といった状況。そうしたなか、司会から手応えを聞かれた小栗は「ホント、嬉しいんですけど、やっぱり怖い部分もありますね」と原作コミックもアニメも人気な作品の実写化だけに、緊張した面持ちで答えると、「でも、楽しんでいただけたらなと思います」と映画をアピール。

また、本作のプロモーションでは、「この夏はルパンがいただくぜ！」を合い言葉に、小栗ルパンが日本中のいろんなものを盗んでいくそうで、「今日は何を盗むのか？」と聞かれると小栗は「今日はここにいる4000人のハートを盗もうと思います！」と宣言。会場からは黄色い歓声と大きな拍手が巻き起こっていた。

『ルパン三世』は8月30日より全国東宝系にて公開となる。