第39回トロント国際映画祭で9月7日(日本時間9月8日)に『イコライザー』のプレミア上映が行われ、主演のデンゼル・ワシントンほかクロエ・グレース・モレッツらがレッドカーペットに登場した。
デンゼルにアカデミー賞主演男優賞受賞をもたらした『トレーニング デイ』のアントワーン・フークア監督とのコンビ復活ということで、会場となったロイ・トンプソンホールには報道陣を始め、大勢のファンも集まった。
そうしたなかデンゼルは、30年来の妻ポーレッタを連れて来場。昼はホームセンターの従業員、夜は必殺仕事人となる主人公マッコールを演じたことについて「台本を一語一句読み終わった瞬間、この映画をやりたいと思った。脚本は素晴らしいし、映画もそれをきちんと反映したできになっている。アントワーンが監督した作品で私はオスカーを受賞した。彼が監督する作品は間違いない。僕は彼のことを完全に信用しているし、仕事のスタイルもとても好き。一緒に働くといい結果が出る」と、監督への絶大なる信頼を口にした。
一方、デンゼル演じるマッコールの運命を変える少女役で初めて娼婦を演じたクロエは、彼女らしい一風変わったデザインのディオールのドレスで登場。デンゼルについて「本当に素晴らしい人。今まで一緒に仕事させてもらった俳優でもっとも有能。彼から学んだことはたくさんあるわ。人としても女優としても成長したと思う」と話していた。
『イコライザー』は10月25日より新宿ピカデリーほかにて全国公開となる。
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