木村拓哉が『HERO』をオールアップ。松たか子との共演についてコメント
木村拓哉が主人公の検事・久利生公平を演じ、8年ぶりにスクリーンに戻ってくることで話題の『HERO』。この映画で木村がオールアップし、本人からのコメントが寄せられた。
・木村拓哉主演『HERO』が8年ぶりに映画化。松たか子も出演!
木村がオールアップしたのは2月4日午前3時頃、東宝スタジオの第8ステージが最後の撮影場所となった。昨年12月1日にクランクインしてから約2ヵ月間、座長として現場を引っ張ってきた木村は、城西支部のメンバーより一足お先に撮影を終了し、メンバー全員に見送られてのクランクアップとなった。
テレビシリーズから長年タッグを組む鈴木雅之監督から花束を渡されると力強く抱擁を交わし、城西支部のメンバーとも握手やハイタッチでその瞬間を迎えた。木村はスタッフ・キャスト全員が見守るなか、「新人の美術スタッフが、撮影が終盤になり取り壊されていくセットを見て涙を流していた。スタッフたちの作品に掛けるそういうすごい気持ちに囲まれて、カメラの前に立てているんだなと改めて感じました。そういう皆さんの気持ちに感謝しています。ありがとうございました」と挨拶。城西支部のメンバーによる花道をくぐってスタジオを後にした。
その木村は「テレビドラマから映画になりましたが、現場の空気感であったり、カメラ前での自分たちには良い意味で変化はなく、作品と自分とが良い距離感で撮影をする事が出来ました」と振り返ると、久しぶりの共演となる松たか子については「時間は離れていたかもしれないけど、すぐにキャスト皆と分け隔てない感じで打ち解けてくれました。演技の面でも、変わることなく久利生を制する雨宮の目をしていて、この目が雨宮だと思い出させてくれました」とコメント。
「城西支部レギュラーメンバーは超能力を持たないアベンジャーズのようなもの(笑)。空は飛べないし透視能力も怪力もあるわけじゃないけど、それぞれの個性を活かして事件を解決していくチームなんです。そんな『HERO』は自分にとって背伸びしない等身大の関係で、この作品は存在してくれればいい。あるだけで良いかけがえのない存在です。ぜひ公開したら、映画のチケットという通行証をもって城西支部に来て一員になってほしいです」と続けている。
『HERO』は7月18日より全国東宝系にて公開となる。
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