映画『呪怨 -ザ・ファイナル-』初日舞台挨拶が6月20日、新宿バルト9にて行われ、主演をつとめた平愛梨をはじめ、桐山漣、おのののか、柳ゆり菜、最所美咲、小林颯、落合正幸監督、そしてサプライズゲストとして主題歌を担当したDoubleが登壇した。
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本作は、日本国民が選ぶ「最も怖い映画」第1位に輝いたジャパニーズホラー『呪怨』シリーズ完結編。前作で謎の失踪をした小学校教師・結衣の姉の麻衣(平愛梨)が、伽椰子と俊雄の呪いに引きずりこまれていく姿を描く。
以前のイベントから「怖いことが大の苦手」と言っていた平はこの日も、撮影を振り返り「吐きそうになるぐらい怖かった」と心情を吐露。さらに「ファイナル」と銘打たれているが、「もし続編があったら、どの役をやりたい?」という質問に「俊雄くんになりたい」(桐山)、「ダンスを11年やっていたので、キレのいい伽椰子になりたい」(柳)とそれぞれが続編を希望するなか、平は「出ません」と即答。続けて「私の中ではホラーはファイナルです。もし続編があったら、私は差し入れを持っていきますけど出ませんよ(笑)」と発言し会場を沸かせていた。
伽椰子役として強い存在感を示した最所は「ファイナルといわれると寂しいですね」と語ると「昔から『呪怨』のファンだったので、プレッシャーを感じていましたが、最後の伽椰子だと思って何でもやってやろうと思いました」と笑顔を見せた。本格的な演技がはじめてというおのは「あっという間の時間でしたが、色々現場ではありましたが、たくさん勉強できてうれしかった。実際にも心霊体験をしているので、それを生かして主役まで上り詰められるように頑張りたいです」と意気込みを語っていた。
落合監督は「清水(崇)監督がはじめられて、十数年前から“呪怨”が蔓延しているなか、“恨みとは何か”ということをどう表現するのか、プレッシャーを感じていました。でも愛梨ちゃんが本当に怖がりなので、その姿を見るのが楽しかったです」と胸の内を明かしていた。(text&photo:磯部正和)
・『呪怨 -ザ・ファイナル-』平愛梨&桐山漣、伽椰子&俊雄インタビュー
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