あのシーンはこう撮影されていた!『ターミネーター』メイキング映像解禁
アーノルド・シュワルツェネッガーが12年ぶりにT-800を演じることも話題の『ターミネーター』シリーズ最新作『ターミネーター:新起動/ジェニシス』。本日7月10日より全国公開されたこの作品の7分間にも及ぶメイキング映像が解禁となった。
・[動画]解禁となった7分余りの『ターミネーター:新起動/ジェニシス』メイキング映像
本作では俳優たちが、撮影開始に先立ち数週間に渡るトレーニングを敢行。実際に行われた撮影では、スタント、格闘、激しいワイヤーワーク、武器の扱いなど多くのことを連日要求されたという。
人気ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』などへの出演で、大規模なセットは慣れているはずのサラ・コナー役エミリア・クラークでさえ、本作の桁外れのスケールには驚きの連続だった。エミリアは「とにかく超大作!スクリーンの上では3分間しかない場面の撮影に2週間もかけるほど。たった1分のディテールさえ徹底的に考え抜かれているし、見事に映像化されている。何もかもスゴイ」と撮影現場を振り返った。
プロデューサーのデヴィッド・エリソンは「『ターミネーター』シリーズの中で、最もスケールの大きいものだ。これまでのどの作品よりも大規模なアクションシーンがいくつもある。みなさんは、これまでに誰も成し遂げたことのない、完璧に描き込まれた(『ターミネーター』の)未来戦争の全貌を初めて目撃するだろう」と自信たっぷりに語っている。
その言葉通り、完成作は激しいアクションシーンの連続だ。中には「どのようにして撮ったの?」と首をかしげたくなるシーンも多い。解禁となった映像では、そうしたシーンをメイキングのカメラで見ることによって、種明かしされているものも多い。
個人的にスゴイと思ったのは、黄色いスクールバスが橋の上で、前のめりに一回転してクラッシュするシーン。映画を見ていて、すごい迫力と思っていたのだが、まさか、実際にワイヤーなどを利用してバス一台を一回転させているとは思いもしなかった。
ほかにも「アレッ?」って思ったり「なるほど」と納得するシーンが満載の、このメイキング映像。映画館に行く前に、いや、行った後にでも、ぜひ目を通してもらいたい充実コンテンツになっている。
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