7月10日に封切られ、最初の週末の土日2日間で興収5億1572万300円を稼ぎだし、細田守監督作『バケモノの子』に次ぐ、週末興収第2位で、興収40億円も狙える好スタートをきった『ターミネーター:新起動/ジェニシス』。この映画で、ジョン・コナーの母、サラ・コナー役を演じているのがエミリア・クラークだ。
・『ゲーム・オブ・スローンズ』でデナーリス・ターガリエンを演じたエミリア・クラークのその他の写真
と、名前を聞いてもわからない人も多いだろう。実は彼女、日本での知名度こそ高くないが、映画サイトTC Candlerによる「世界で最も美しい顔100人」で、2012年には第1位に選ばれるなど、欧米では人気の女優なのだ。
エミリアは1986年10月26日生まれの28歳。ロンドン生まれで、ロンドン芸術学校のドラマ・センター・ロンドンを卒業後、テレビシリーズ『Doctors』(09年)へのゲスト出演で女優としてのキャリアをスタート。
そんな彼女の当たり役が、海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のデナーリス・ターガリエン(ドラゴンの母)役だ。これは300年前に七つの国が統一され、七王国として1つになった神話上の大陸「ウェスタロス」の覇権をめぐって、七つの王家の間で政治的陰謀が繰り広げられていくドラマ。
この作品でエミリアは、大胆なヌードシーンなどにも体当たりで挑み、2013年にはエミー賞助演女優賞にもノミネートされた。また、冒頭のように「世界で最も美しい顔100人」第1位に選ばれたほか、2014年にもオンライン男性誌AskMen.comが選ぶ「世界で最も理想的な女性」第1位に選出されている。
そんなエミリアが、サラ・コナーに抜てきされた理由の1つもこのドラマ。『ターミネーター:新起動/ジェニシス』のメガホンをとるアラン・テイラー監督は、このドラマでも第一章9話、10話、第二章1話、2話の4話で監督をつとめており、テイラー監督自身、このドラマでのエミリアの演技スキルを評価し、サラ・コナー役に起用したと明言しているのだ。
サラ・コナー役では、シュワルツェネッガー扮するT-800に助けてもらいながらも、T-1000などの悪役相手に銃をぶっ放すようなアクションを披露しているが、『ゲーム・オブ・スローンズ』では、また違った顔を見せてくれる。同作は現在、『第四章 戦乱の嵐 -後編-』までリリース中だ。
・『ターミネーター』サラ・コナー役エミリア・クラーク インタビュー
・『ターミネーター』新作が週末2日間で興収5億円突破の好スタート!
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