【週末シネマリサーチ】〜意外なところにヒットの秘密が!〜
週末公開される注目映画の興行収入や観客動員数を、キャストのメディア露出や注目ニュース度をもとに推測! ヒット予想を展開します。「あの人の熱愛!」や「思わぬスキャンダル」報道が大ヒットの要因になるかも!?
8月1日〜8月2日のランキングは、当欄予想通り『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』が全国427スクリーンで動員46万6000人、興収6億円で堂々首位発進。世界的に数字を伸ばしている『ミニオンズ』は全国619スクリーンで動員44万9000人、興収5億4500万円。惜しくも1位は逃したが、前作比175%という高い数字を出した。
今週は、大本命級の洋画2作品『ジュラシック・ワールド』、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』がスタンバイ。どちらも、全米では過去シリーズを圧倒的に凌駕する数字を叩き出しているだけに、日本でのスタートが大いに気になる。東宝は、V5をかけて人気アニメ『NARUTO』シリーズの最新作『BORUTO NARUTO THE MOVIE』を投入。ワクワクするような作品がそろった。
(※ランキングは週末土日の観客動員数、上映館数は公式HPや配給情報参照)
[今週の上位ランキング予想]
◎『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(パラマウント)
〇『ジュラシック・ワールド』(東宝東和)
▲『BORUTO NARUTO THE MOVIE』(東宝)
△『劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー』(東映)
△『日本のいちばん長い日』(松竹、アスミック・エース)
(◎:大本命 ○:対抗 ▲:一発あり △:穴で ×:期待)
◎【1位予想】『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』
大ヒットスパイアクション『ミッション:インポッシブル』シリーズ第5弾。監督にクリストファー・マッカリー、共演にサイモン・ペッグやジェレミー・レナーほか、本作初出演のレベッカ・ファーガソンらが顔を揃える。
過去4作はすべて興収50億超えの大ヒットを達成している大人気シリーズ。最新作も、7月31日に全米で公開されると、週末の興行収入で約5600万ドルを稼ぐ大ヒットスタートを切るなど評判も上々だ。ちなみに前作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(11年)は、12月に冬休み映画として公開され、土日2日間で動員43万7000人、興収5億7200万円を上げた。
トム・クルーズは、7月31日にPRのためにクリストファー・マッカリー監督と来日。8月2日には来日会見を行い、本作の見どころとなっているエアバスに飛び乗るアクションシーンの詳細を熱弁。翌3日には酷暑のなか、新宿歌舞伎町に敷かれたレッドカーペットイベントで、約2時間もファンサービスをするなど、相変わらずのファンへの“神対応”を見せていた。歴史的ヒットを飛ばしている『ジェラシック〜』をはじめ『進撃の巨人〜』、『ミニオンズ』、『HERO』など強豪ひしめくが、40〜50万人動員、首位獲りは最低条件か……。(後編へ続く…)
・【週末シネマリサーチ】(後編)今夏大本命「ジュラシック」VS「ミッション」熾烈を極める首位争いを制するのは!
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