『ALWAYS 三丁目の夕日』『STAND BY ME ドラえもん』などのCGを駆使した大ヒット作で知られる映像製作会社・白組が、持てる技術を総結集させ、企画構想から15年、10年の制作期間と20億円の総製作費をかけて作り上げた『GAMBA ガンバと仲間たち』。この映画で主人公のガンバたちに立ちはだかる最強の敵、白いイタチ「ノロイ」の声を野村萬斎が演じることと、そのビジュアルが解禁となった。
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過去のアニメ作品『ガンバの冒険』では、白く美しい姿とは裏腹に、罠を張り巡らしネズミを次々と殺していく残忍かつ冷酷な性格で、ガンバたちはもちろん、見ていた視聴者までをも絶望の淵に叩き落とし、当時の少年少女たちのトラウマになったと言われるノロイ。“ガンバ”と言えば“ノロイ”が連想されるほど、今なお強烈なインパクトを残しているキャラクターだ。
新たに生まれ変わった『GAMBA ガンバと仲間たち』でも、その恐怖は健在。アニメ『ガンバの冒険』と比べるとより原作に近い中性的な性格になりつつも、威厳と畏怖に満ち溢れた存在感は絶大で、ガンバたちに立ちはだかる。
そんなノロイを演じるのは、狂言はもちろん、映画やテレビドラマでも大活躍し、NHK Eテレの子ども向け番組『にほんごであそぼ』にレギュラー出演するなど、子どもにも人気の野村。声優をつとめるのは2回目という彼が昔からやってみたかったという悪役に初挑戦する。
その野村は、このキャスティングに「ノロイは非常に重要な役どころで、しかも悪役。昔から悪役をやってみたかったという事もあり、本当に楽しく演じさせて頂きました」とコメント。
役作りついては「怖さと魅惑的なところを兼ね備えた、カリスマ性のあるキャラクターで、最初に浮かんだイメージは、『ガッチャマン』と敵対するベルク・カッツェでした。ノロイの個性をうまく表現するために、ずっと気張っているだけでは怖くないので、少し女性的なふんわりした面を見せながら、突然スパッと切り込むような、振れ幅の大きさを表現したいと思っていました。最初は自分のキャラクターを出す事に専念していましたが、終わる頃にはすっかりノロイになってしまったと思います。大激闘した時には、リアクションなど、本当に格闘しているような感じで、全身を使ってアフレコさせて頂きました。アフレコって、大変だなと思いました(笑)」と振り返っている。
「私も子どもたちと一緒に見たいと思っています。ぜひ、ご家族で見て頂きたいと思います」と野村自身が話すこの映画は、10月10日より全国公開となる。
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