「アデルの言うことを聞くべきだった」ジェニファー・ローレンスが作品選びの後悔を吐露

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『パッセンジャー』
『パッセンジャー』

最新作の降板理由も明かす

最新作『その道の向こうへ』の配信がスタートしたばかりのジェニファー・ローレンスが、『ドント・ルック・アップ』で組んだアダム・マッケイ監督の新作『BAD BLOOD(原題)』から降板したようだ。※『その道の向こうへ』は11月4日(日本時間)からAppleTV+にて配信中

ジェニファー・ローレンスが、大女優に恐る恐る告げた言葉とは?

『BAD BLOOD(原題)』でローレンスが演じる予定だったのは、医療ベンチャー企業「セラノス(Theranos)」を創業し、「自力でビリオネアになった最年少の女性」と話題になるも、詐欺罪で告発された実在の人物、エリザベス・ホームズ。だが、同じくホームズを描いたアマンダ・サイフリッド主演のTVシリーズ『The Dropout(原題)』を見て、降板を決意したという。

ローレンスにインタビューした「ニューヨークタイムズ」のカイル・ブキャナン記者のツイートによると、『The Dropout』を見たローレンスは「彼女は素晴らしいと思った。『これをもう1回やることはない』と思った。彼女がやったから」と語ったという。

10月初めに行われた取材でローレンスは、10年間所属していた大手タレント・エージェンシーの「CAA」を2018年に離れた理由について、本来彼女1人で決めるべきである仕事上の決断に関して、あまりにも多くの人間が関わり過ぎていると気づいたからだと語った。

『ハンガー・ゲーム』や『X-MEN』といった大ヒットシリーズに出演していたローレンスだが、20歳でアカデミー主演女優賞候補になった『ウィンターズ・ボーン』など、インディーズ系の作品でも活躍してきた。しかし、ローレンスによると、一部の彼女の代理人たちは、彼女のファンには理解できないだろうという理由で、『この道の向こうへ』のような小規模作への出演から彼女を遠ざけていたと語る。

「私が大好きで尊敬していた多くの監督たちが脚本を送ってくれていたのに、私の手元に届きもしなかったことを知った」「私は自分自身を(代理人たちに)ハイジャックさせていた」と振り返る。

20代後半に出演した大作の多くについてはファンも失望しているのを感じたという。その一例として2016年にクリス・プラットと主演した『パッセンジャー』を挙げた。「(英国人歌手の)アデルは私に、やっちゃいけない! と言ってくれた。『宇宙映画は新種のヴァンパイア映画だと思う』と言っていたけど、彼女の言うことを聞くべきだった」

[訂正のお知らせ]
本文で以下の通り訂正しました。
訂正前:(第二段落)『その道の向こうへ』
訂正後:『BAD BLOOD(原題)』

訂正前:(小見出し)最新作のAppleTV+ドラマを降板した理由も明かす
訂正後:最新作の降板理由も明かす