世界遺産で撮影！佐藤健と宮崎あおい共演『世界から猫が消えたなら』のビジュアル初解禁

2015.09.11

『世界から猫が消えたなら』
(C) 2016映画『世界から猫が消えたなら』製作委員会

『電車男』『告白』『悪人』『モテキ』『バケモノの子』など、数々のヒット映画を製作してきた映画プロデューサー川村元気が、LINE連載小説という世界初の形態で発表した初小説「世界から猫が消えたなら」。発表後も根強く支持され、累計80万部を突破したこの小説が、佐藤健と宮崎あおい共演で映画化されるが、そのビジュアルが初解禁された。

・映画『世界から猫が消えたなら』で佐藤健と宮崎あおいが初共演！

佐藤が主人公の“僕”と“悪魔”の二役を演じ、宮崎が僕の初恋の“彼女”役を演じる。監督は国内外で数々の広告賞を受賞した『ジャッジ！』（14年）で長編映画監督デビューをはたした永井聡、脚本は『いま、会いにゆきます』（04年）の岡田惠和、音楽はMr.Childrenのプロデュースなど数々のヒットを生み出した小林武史が担当する。

撮影は、2014年10月8日に北海道・函館でクランクインし、小樽・室蘭で撮影。その後、東京都内での撮影を経て、アルゼンチン・ブエノスアイレスにて大規模ロケを敢行。11月22日に佐藤と宮崎ともに、今回初解禁となったビジュアルの撮影地でもある、イグアスの滝にてクランクアップした。

クランクアップ時に佐藤は「今回の撮影はほぼ毎日自分のシーンだったのですごく長く感じましたが、その撮影が無事に終わって充実感が大きいです。長い間ありがとうございました！」とコメント。宮崎はロケ地に関して「イグアスの滝は想像以上に大きく、とてつもないパワーを持っている場所でした。そんな所でお芝居ができたことを幸せに思います。ぜひ、スクリーンで見る日を楽しみにしていてください』と話している。

イグアスの滝は世界三大瀑布（ばくふ）の1つで、最大落差80メートル以上！この滝を含むブラジルのイグアス国立公園とアルゼンチンのイグアス国立公園は、ともにユネスコ世界遺産に登録されており、「悪魔の喉笛」（Garganta del Diablo）が有名な観光名所。佐藤と宮崎演じる恋人たちが旅行でアルゼンチンを訪れた際に登場する、本作の中でも重要なシーンを担うロケ地となっている。

『世界から猫が消えたなら』は2016年の公開を予定している。