織田裕二が余命宣告を受け妻のために奮闘する夫役で4年ぶりに映画主演!

左から織田裕二、吉田羊、原田泰造、高島礼子
左から織田裕二、吉田羊、原田泰造、高島礼子

織田裕二が来年公開の映画『ボクの妻と結婚してください。』に主演し、2012年の『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』以来4年ぶりにスクリーンに戻ってくることがわかった。

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本作の原作は、テレビ業界の第一線で働く敏腕放送作家が余命宣告を受け、愛する家族の未来のために、残された時間を使って妻の「最高の結婚相手」を探しだす姿を綴った樋口卓治の著書「ボクの妻と結婚してください。」。2012年に単行本が刊行されるや、斬新なアイデアと心温まる物語が支持された作品で、2014年には内村光良主演で舞台化、翌2015年には同じく内村主演でテレビドラマ化もされている。

今回の映画化にあたって、「ようやく自分のやるべき作品と役柄に出会うことが出来た」と話す織田が演じるのは主人公の三村修治役。愛する妻と子の幸せを願い突き進む“強さ”と、いつ尽きるとも分からない自分の命に翻弄される“弱さ”を併せ持つ役柄だ。

修治の妻、三村彩子役には映画、ドラマ、CM、舞台とあらゆるジャンルで活躍し、今最も輝く女優の吉田羊。さらに、修冶の見初めた“結婚相手”伊東正蔵役に原田泰造、元敏腕リサーチャーで、現在は結婚相談所を経営する修治の良き理解者・知多かおり役に高島礼子と、実力派俳優陣が顔を揃える。

メガホンをとるのは『阪急電車 片道15分の奇跡』や『県庁おもてなし課』、11月21日に公開される『レインツリーの国』といった映画を監督した三宅喜重監督。脚本を『電車男』『陰日向に咲く』『ヘルタースケルター』などの話題作を手がけた金子ありさが担当する。

本作について、主演の織田は「いただいた時に、まず面白いタイトルだなと思いました。そして脚本を読んでクスッと笑えて、すぅーっと涙が流れました。こんな役は演じた事がありません。『人恋しくなる季節』、人の優しさが心地よく染みました。今、僕はこの作品に出逢えてとても嬉しいです」とコメント。

その妻を演じる吉田は「『ボクの妻と結婚してください。』なんて、タイトルからしてもう観たい。台本を読ませて頂いたらこれまた更に観たい。映画が完成した時、この『観たい』をきちんと『満足』に変えられるよう、精一杯『妻』の務めを果たしたいと思います。織田さんは、ずっとテレビで見ていた憧れの方。その方と夫婦役でお芝居させて頂けるなんてこの上ない喜び。織田さんと築く温かい夫婦関係に、笑い泣きして頂けたら幸いです」と話している。

『ボクの妻と結婚してください。』は2016年秋に全国東宝系にて公開となる。

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