伊勢志摩サミットで注目を集めた三重県を舞台に、「SKE48」の大場美奈、「チームしゃちほこ」の咲良菜緒と秋本帆華、「BOYS AND MEN」の平松賢人と、東海地方の人気アイドルグループが垣根を超えて友情出演していることも目玉の1つとなっている映画『クハナ!』。この作品が3月に無事クランクアップし、今秋、全国公開されることがわかった。
本作は、大ヒットドラマ&映画『アンフェア』シリーズの原作者・秦建日子(はた・たけひこ)が書き下ろした脚本をもとに、秦が自ら初監督をつとめる作品。三重県桑名市を中心とした北勢地区で撮影された。
町の人口減少や少子化で廃校が決まっている小学校を舞台にした作品で、元プロジャズプレイヤーの先生が新しく赴任し、子どもたちは最後の小学校生活にジャズのビッグバンドをやることになる。多くの問題を乗り越え、大会を勝ち進む快進撃を見せるのだが……という、笑いと涙と音楽に溢れたハートウォーミングな物語だ。キャストとして、名のある役者陣に加え、総勢2000名もの応募者の中からオーディションで選ばれた東海地方の子どもたちが出演する。
今回の出演にSKE48の大場は「秦さんの映画に出演させていただくことになり、とても嬉しいです。映画『クハナ!』が三重県桑名市を舞台にしているということで、私は普段隣の愛知県名古屋市の栄を中心に活動しているSKE48なので映画に出演できたのもいろいろなご縁だなと思いました。三重県だからこそ出る雰囲気がすごく懐かしさを思い出させる感じなので、ぜひ皆さんにもそれを実感して観てもらえたらなと思います」とコメント。
チームしゃちほこの咲良は「初めての映画の撮影、演技で緊張と不安とプレッシャーと色んな気持ちの中撮影に臨みました。初心者のわたしの気持ちを察してくれたのか出演者の方が何回も台本合わせに付き合ってくれたり、アドバイスをくれたり本当に温かい空間で撮影が終了する頃にはリラックした自分がいました。ぜひ、見てください」。秋本は「私アルバイトをするならカフェの店員をやってみたい!って思っていたので、この作品で一つの夢が叶っちゃいました( *´艸`)そして何より地元である東海地方の映画に携わることができてすごく嬉しいです。少しでも盛り上げていけれたらなと思います! 」と話した。
また、ボイメンの平松は「アルバイト未経験、初の方言での言い回し、当日現場に入ったら全ての人と初対面など、最初は混乱した部分もありましたが、すぐに共演者のみなさんと打ち解けることができて、楽しく演じることができました!」と述べている。
『クハナ!』は9月3日よりイオンシネマ桑名・津・東員・名古屋茶屋ほか東海地区で先行公開。10月よりシネ・リーブル池袋ほかにて全国公開となる。
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