競技かるたやヴァイオリンに挑戦してきた広瀬すずが、今度はチアダンスに挑戦する主演最新作『チア☆ダン 〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜』に、中条あやみが広瀬の親友役で出演することがわかった。
本作は、2009年3月に福井県立福井商業高等学校のチアリーダー部が全米チアダンス選手権大会で優勝したという実話に基づくストーリー。広瀬が演じるのは、「サッカー部に所属する憧れの男子生徒を応援したい」という軽い気持ちでチアダンス部に入部してしまった女子高生の友永ひかり役。それが、顧問の女性教師の厳しい指導のもと、たった3年でチアダンス部が全米大会を制覇するまでが描かれていく。
中条が演じるのは、そんな広瀬扮する主人公の親友でありライバルでもある、同校チアリーダー部JETSの部長・玉置彩乃役。中条はダンス未経験ながら昨年からダンス練習を開始し、当初は苦戦したものの、今ではその長い手足、抜群のプロポーションを生かしたダンスを、メガホンをとる河合勇人監督や、ダンス指導の前田千代コーチ(日本チアダンス協会代表理事)からも絶賛されるほどに成長した。
その他JETSのメンバーは、山崎紘菜、富田望生、福原遥、柳ゆり菜、南乃彩希など、フレッシュな顔ぶれが集結! それぞれクランクイン前から約半年間、ともにチアダンスの練習に励み、チームワークを育みながら、5月からの撮影に挑んだ。
また、主人公がチアダンス部に入部するきっかけとなる同級生の山下孝介役に、映画『ちはやふる』で綿谷新役を演じた真剣佑。中条演じる彩乃に思い寄せ、陰で見守る矢代浩役を健太郎が演じる。
さらに今回は、映画のクライマックスシーンである、全米チアダンス大会の撮影がアメリカのサンディエゴで行われた際の写真も到着。ロケ地となったサンディエゴ州立大学のビーハスアリーナに実際の大会さながらの雰囲気が再現され、アメリカNo.1の高校生チアダンスチームもライバルチーム役として出演している。
広瀬はこのアメリカでの撮影について「始まるまでは実感がなかったのですが、全米大会という独特な雰囲気の中で踊るのはすごく特別な感じがしました。チームのみんながいてくれたからここまでこれたし、このメンバーだからここまで仲良くなれました。『努力をすればきっと得るものがある』という作品のテーマと、私たちのダンスに込められた『応援したい』という想いが、一人でも多くの人に伝わればといいなと思います」とコメント。
中条も「半年間、この日の撮影のためにがんばってきたので、アメリカロケで練習の成果を披露することができて本当に嬉しいです。踊っていても楽しかったし、チーム全員の熱意があふれたエネルギッシュな撮影になったと思います。みんなが全力で頑張って、メンバー同士の仲もとても良くなったので、そこからくるJETSの団結力と、ゼロからダンスを始めたメンバーがここまで頑張ったという努力の結果を楽しみにしていただければと思います」と話している。
『チア☆ダン 〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜』は2017年春より全国公開となる。
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