19年に注目を集めそうな若手海外スターは誰か。男女3人ずつをピックアップした。
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男優1人目はジャスティス・スミス(23歳)。『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(18年)で恐竜を救出に行ったフランクリンを演じた。19年は『名探偵ピカチュウ』で名探偵ピカチュウと一緒に事件を解決する相棒ティム役に抜擢。11月下旬に来日して製作報告会見に出席した。
2人目はカラム・ターナー(28歳)。マーク・ウェブ監督作『さよなら、僕のマンハッタン』(18年)で主役を務め、公開中の『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』ではニュートの兄テセウスを演じている。19年の新作は未定だが、『ファンタビ』の主役エディ・レッドメインと同じ“英国男子”で、今後人気が出そう。
3人目はタロン・エガートン(29歳)。『キングスマン』(14年)でスパイ候補生エグジーを演じ、知性とエレガンスを備えた“英国男子”にふさわしい俳優としてブレイク。18年の2作目では主役を務めた。19年は『ロビンフッド』、エルトン・ジョンの伝記映画『ロケットマン』が控える。
女優1人目はミリー・ボビー・ブラウン(14歳)。『ストレンジャー・シングス 未知の世界』(16年)の超能力少女イレブン役で注目を集める。ハリウッド版ゴジラの2作目『ゴジラ:キング・オブ・モンスターズ』(19年)の主演に抜擢され、20年の『ゴジラVSコング』にも出演する。まだ14歳なので今後も活躍が期待できそう。
3人目はテッサ・トンプソン(35歳)。若手と呼ぶには30歳を超えているが、近年の活躍は目覚ましい。『クリード/チャンプを継ぐ男』(15年)で主人公アドニスの恋人ビアンカ、『マイティ・ソー/バトルロイヤル』(17年)でソーたちを助ける女戦士ヴァルキリーを演じた。19年は『クリード/炎の宿敵』で再びビアンカを演じ、『メン・イン・ブラック インターナショナル』ではクリス・ヘムズワースとコンビを組むエージェントに扮する。(文:相良智弘/フリーライター)
相良智弘(さがら・ともひろ)
日経BP社、カルチュア・コンビニエンス・クラブを経て、1997年の創刊時より「日経エンタテインメント!」の映画担当に。2010年からフリー。
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