22日(現地時間)に発表された第91アカデミー賞のノミネーション。候補者たちの喜びの言葉とリアクションをまとめてご紹介!
・『万引き家族』の前に立ちはだかる2つの強敵/第91回アカデミー賞ノミネート作品発表
作品賞ほか5部門で候補になった『ボヘミアン・ラプソディ』でフレディ・マーキュリーを演じ、主演男優賞に初ノミネートされたラミ・マレックはツイッターで「アカデミーが、全てを実現させた大勢のキャストやクルーたちの仕事を評価してくれたことに感謝します。フレディ・マーキュリーを演じたことは僕の宝物です。このような形で彼を讃えられることに心の底から感謝し、うれしく思っています」とコメント。
初主演映画『アリー/スター誕生』で主演女優賞候補になったレディー・ガガは、現地時間で早朝だった発表時に就寝中だったことを告白。「目が覚めたのは8時30分頃で、その時は何も知らなかったの」。ラスベガス公演中で、体調管理を優先してのことだったが、マネージャーとの電話でノミネート報告を受けて「泣き出した」とニューヨーク・タイムズ紙で語っている。
最多10部門で候補になった『ROMA/ローマ』のアルフォンソ・キュアロン監督は移動でロンドンに到着した直後にニュースを知った。息子と電話で話し、「電話を切ろうとした時に『そういえば、おめでとう』と言われた」と語る。最多ノミネートもだが、特にうれしかったのはヤリッツァ・アパリシオの主演女優賞、マリナ・デ・タビラの助演女優賞ノミネートが「何よりもうれしかった」と言う。「彼女たちが映画のハートですから、いい評価をされたと思います」
9部門10ノミネートで『ROMA/ローマ』と並んだ『女王陛下のお気に入り』で助演女優賞候補になったエマ・ストーンは「才能ある友人であるオリヴィア・コールマン、レイチェル・ワイズ、そして全てのキャスト一と緒に仕事をできたのは、素晴らしいの一言です」とコメントを発表。コールマンは主演女優賞、ワイズも助演女優賞候補になった。「ノミネートされたことを光栄に思います。ヨルゴス(・ランティモス監督)は私たちのための素晴らしい宮殿を作ってくれました。彼とスタッフたちへは永遠に感謝してもしきれません」
家族で発表を見ながら喜びを爆発させたのは、作品賞ほか6部門で候補になった『ブラック・クランズマン』のスパイク・リー監督。「妻や子どもたちとベッドの中で見ていたんだけど、みんなで飛び上がって喜んだ」とハリウッド・リポーター誌で語った。「だが一方で、多くのアメリカ人が今とても絶望的な境遇で生きていることも頭から離れない。この映画はそうした問題、ホワイトハウスにエージェント・オレンジ(トランプ大統領)が来て以来、起きているクレイジーな出来事の数々と向き合う内容になっている」
第91回アカデミー賞授賞式は2月24日(現地時間)、ハリウッドのドルビー・シアターで開催される。
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