自身がプロデュースする補正下着のブランドに「Kimono」と名付けて大きな批判を浴びたキム・カーダシアン・ウェストが、ブランド名を変更すると発表した。
日本の伝統衣装である着物と何の関係もない商品に命名、さらに商標登録までしようとしたことから日本文化への敬意を欠くとして、SNSで大炎上した「Kimono」。日本の政治家や京都市長からも名称変更を求める声明が出される事態となった。キムは1日(現地時間)、SNSに長文コメントを発表。自分の手がける「ブランドとその商品は包摂性と多様性を核にして構築されています」「慎重に考慮した結果、私の補正下着ブランドは新しい名前でローンチします。改めてまたお知らせします」と書き込んだ。
包摂性と多様性はハリウッドでも広がりを見せ続けている。映画界最大のお祭りの1つ、アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーは今年新たに842名を新会員に招待することを発表したが、女性が半数、白人以外が29パーセント、彼らの出身は59カ国になるという。
アカデミー側が招待状を送ったのは、『アリー/スター誕生』で今年オスカー受賞を果たしたレディー・ガガをはじめ、『ブラックパンサー』のレティーシャ・ライト、『クレイジー・リッチ!』『キャプテン・マーベル』のジェンマ・チャン、『スパイダーマン』シリーズのトム・ホランド、『スカイフォール』で歌曲賞を受賞したアデル、『シャロウ〜「アリー/ スター誕生」愛のうた』をガガと共作したマーク・ロンソンとアンドリュー・ワイアットらが選ばれた。
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