手越祐也「なんらかの力が働いている」ジャニーズ独立後の圧力明かす

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手越祐也
独立後の裏事情を告白する手越祐也/公式YouTubeチャンネルより

元NEWSの手越祐也が1月1日、自身のYouTubeチャンネルを更新。「年も明けたので忖度に苦しめられた本音を語ります」と題した動画で、ジャニーズ事務所を独立した後に起きた出来事を告白した。

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「すごいよ、しがらみが」ジャニーズ独立後の裏事情告白

今回の動画(https://www.youtube.com/watch?v=Jma8Qc0kdew)で手越は「怒ってる&困ってることがある」と切り出し、「すごいよ、しがらみが」と大笑い。ジャニーズから独立した2020年下半期に、舞い込んだ仕事のオファーを引き受けても「なくなるんだよね。こっちが『出演させてください!』と言ったことに対して『いやぁ、厳しいかな…』という判断は分かる。向こうからオファーが来て…」と話し、最後に「いないんよね。(オファーされた仕事が)消えるのよね。なんでかね?」と再び大笑い。

「普通の社会ではないと思う。その中でもたくさんやりがいのあるお仕事をたくさんさせてもらった。でも実はもっとたくさんあった。仕事自体がどっかいっちゃうということもあれば、共演者がどっかいくというのもある」と告白。あるイベントに呼ばれるも、当初予定されていた出演者の名前が最終資料から消えることもあり、「なんらかの力が働いているんでしょうね」と推測した。

また、アーティストや芸能人の友人たちと、独立後にコラボして楽曲や動画を作ろうと「たくさん約束していた」ものの、いざ独立して相手から受ける答えは「事務所に確認したら『今はちょっと時期的に待った方がいいんじゃないかな?』って言われた。ごめんね」。

友人たちとの作品作りすらままならぬ現状を訴え、「『こんなことしてたら、エンタメ面白くならんぞ』と思った。これは僕1人だけの問題ではなく、日本の芸能界の問題」と持論を展開。「何も犯罪を犯していない人と共演がNGになるって、意味ありますか?」と熱弁した。

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「日本のエンタメを変えたい」昨今の芸能事情に言及

手越は、18年間所属したジャニーズを退所する際のやり取りにも言及。独立前、弁護士を介した話し合いの中で交わされた書面では「今後の芸能活動については『絶対に圧力をかけない』『何も邪魔をお互いしない』というのも盛り込まれている。僕が本当に愛していた事務所が何かをやっているとか全く思っていません。ただ、芸能界はプロダクションやテレビ局など目に見えないものがたくさん存在する」と語った。

本来は「2021年3月までがジャニーズとの契約期間だった。それを全うしてから独立するつもりで話しに行った」が、弁護士同士の話し合いの末、2020年6月の退所が決定したと説明。「僕が勝手に言い出して契約期間を満了せずにやめて、(わがままな行動でジャニーズなどの反感を買ったために)『コラボできません!』と言っているわけではない」と視聴者へ理解を求めた。

続けて「僕は信念を持って、この色んなしがらみのある日本のエンターテインメント・芸能界を変えていきたい。明るい作品、面白い作品を作れるエンターテインメントに変えていきたい」と力説。批判覚悟で主張を続けながら活動すると意気込んだ。

さらに、芸能人の独立が相次いだ2020年を振り返って「たぶん2021年はさらにその流れが強くなっていくと思う。ただ、皆がそういうものに縛られずに、本当に面白いものを視聴者やファンのために作るという風に変わっていったら、皆独立しない」と意見を述べた。