俳優の山田孝之が3月20日、監督の1人として臨んだ映画『ゾッキ』の公開直前イベントに竹中直人、斎藤工、九条ジョー(コウテイ)、鈴木福、松井玲奈とともに出席。「苦手な人が5000人くらいいる」と山田節で会場の笑いを誘った。
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山田孝之「苦手な人がくらいいる」大喜利コメントで笑い誘う
本作は、ミニシアターの公開ながら4万人動員の異例の大ヒットを産んだ『音楽』の作者でもある漫画家・大橋裕之の初期作集「ゾッキA」「ゾッキB」が原作。「ゾッキA」「ゾッキB」は約30編の傑作短編作品が収録されており、本作はその中から多数のエピソードを織り交ぜて構成し、脚本を舞台演出家・劇作家の倉持裕が書き上げたヒューマンコメディ。竹中直人・山田孝之・齊藤工の3人が映画監督として共同制作した。
特殊メイクで白塗り&スキンヘッドといういで立ちで幽霊のような女役を演じた松井は「私は何かにつけて幽霊を演じることが多くて、今回も『こんなに素晴らしい幽霊のような役は二度とできない!』と、すぐにお返事をしました」と抜擢に大喜び。これに竹中監督は「抜擢理由は声色」と答え、「そして振り向いたときの姿と首の線。この役はもう松井さんしかいない! と思った」と太鼓判を押した。
“ちょっとだけ楽しかった撮影エピソード”を問われると、松井は「夜の移動車の中で自分の姿がバックミラーに写ると本当に幽霊みたいに見えたので、心霊写真を偽造するかのように撮影をしていました。それがちょっと楽しかった。映画が公開してしばらく経ったらその写真をSNSにシレっと載せたい」と予告。
竹中監督は「撮影の準備中に学校の体育館の裏にタバコを吸いに行ったことがちょっと楽しかった」と不良気分を味わったよう。
一方、山田監督は「僕は誰とでも仲良くなれるタイプだけれど、苦手な人が5000人くらいいる。そんな人の家の近くに毎晩行って、10センチくらいの深さの落とし穴を掘るのがちょっとした楽しみです」と謎の大喜利コメントで笑いを誘っていた。
イベント終盤には、本日65歳の誕生日を迎えた竹中監督にサプライズで、愛知県蒲郡市の特産品として知られるみかんをデコレーションした『ゾッキ』特製のバースデーケーキをプレゼント。登壇者全員で65回目の竹中監督の誕生日を祝福した。
イベント中に発生した宮城県沖の地震は会場でも震度3を記録。一時、安全を優先して生配信も中断となったが、揺れを感じる中、登壇者である齊藤工監督や竹中監督らが場内に集まっているスタッフやマスコミを気遣う一幕もみられ、無事にイベントは幕を閉じた。
『ゾッキ』は、3月20日より蒲郡市にて先行公開、3月26日より愛知県先行公開(※一部劇場を除く)、4月2日より全国公開。
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