6月9日、都内でディズニーの新作アニメ『ボルト』の記者会見が開かれ、製作総指揮のジョン・ラセター、監督のクリス・ウィリアムズとバイロン・ハワード、プロデューサーのクラーク・スペンサーが登壇。会見中盤からは、日本語吹替版で声優をつとめた佐々木蔵之介、江角マキコ、天野ひろゆきも駆けつけ、映画の魅力について語った。
これが、ディズニーアニメのクリエイティブ最高責任者に迎えられて初の作品となるラセターは、「日本に戻ってこれてとても嬉しい。日本の観客は『トイ・ストーリー』以来、私の作品を愛してくれ、感動しています」と挨拶。また、「アニメーターはある意味、大人になりきれていない大きな子ども。アロハシャツをいつも着てるしね」と自身についても語りはじめる。
これに反応したのが、監督の1人であるウィリアムズ。「ジョンの自宅にはプールに滑り台があって、家の中には電車が走ってる。家中にある秘密の抜け道を見ても、彼がいかに子どもであるかがわかるよ」とラセター邸の秘密を暴露。するとラセターは「オフィスもだよ」と切り返し、ニンマリとしていた。
その後、佐々木、江角、天野が登場。ボルト役を演じた佐々木は「こんなにかわいい役を僕がやっていいの? と思ったが、(アメリカでは)ジョン・トラヴォルタが演じていると聞き、じゃあ僕もと思った」と笑いを誘う。さらに、ソフトバンクのCMで人気のお父さん犬に話が飛び火。「これで(お父さん犬の声を演じている)北大路欣也さんと肩を並べることができたかも」と役の幅が広がったことをアピールしていた。
ノラ猫のミトンズ役を演じた江角は、「前回(恐竜アニメ映画『ダイナソー』)は恐竜役で、最初はビックリしたが、今回はノラ猫ちゃんの役だったので、とても楽しくやらせていただいた」と挨拶。
ハムスターのライノ役を演じた天野は、「夢を信じれば叶うんだという熱いメッセージがある映画。僕も夢を信じればステキな嫁さんができるんだと思ったが、気付いたら39歳でした」とオチをつける。と、隣の江角がすかさず「まだ独身? そうなんだ〜」とマジに憐れみ、天野から「本気で憐れむのはやめてください」と懇願されていた。最後は天野の相方、ウド鈴木が乱入。「僕も出ている」と言い張る中、記者会見は終了した。
『ボルト』は人気テレビ番組のスター犬が主人公。番組内でスーパーパワーを見せつけるボルトだが、実はそれはドラマの中だけの話。本当は何の力もない犬が、そうとは気づかずに外の世界へと出てしまい、ドラマの世界がニセものだったと気づくという物語。一部劇場では3D上映され、8月1日より全国公開となる。
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