日本の雑貨店に世界中から熱視線! 西田尚美と市川実和子も気負わない姿勢に共感
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いちECサイトの製作映画が世界へ!
生活雑貨等を扱うECサイト「北欧、暮らしの道具店」が製作したWEBドラマ『青葉家のテーブル』の長編映画版が、6月18日より公開される。このたびインタビューを収録した特別映像とメイキング写真が公開された。
北欧雑貨の魅力あふれる『青葉家のテーブル』予告編とキャスト公開
本作品は、いちECサイトの製作にもかかわらずSNS等で徐々に話題が広がり、全国の劇場公開スケジュールも日々追加されている。さらに、現在開催中のハワイ国際映画祭でワールドプレミア上映が実施されたほか、台湾、香港、中国、韓国、スウェーデンなど、世界各国からの問い合わせを受け、映画祭や配給権の交渉が行われるまでになっている。
特別映像では、「北欧、暮らしの道具店」の店長・佐藤友子がインタビュアとなり、主演の春子を演じる西田尚美と、春子の学生時代の友人・知世を演じる市川実和子が語っている。
共演した2人は、作品の中で20年ぶりに再会した春子と知世のように、90年代にモデルとして第一線で活躍し当時の東京の空気を一緒に味わった、いわば同志。その関係性が自然な成り行きとして作品にも滲み出ていたのだろうと語る。
西田と市川自身の若い頃についても話が及ぶと、西田は広島から上京したてで原宿に通い詰め、東京に残るために就活もしたと回顧。一方の市川は、学生時代のスカウトをきっかけに始めたモデルとしての仕事は何度も「辞めなきゃ」と思っていたことを告白、「あの頃の自分に声をかけてあげたい」と懐かしんだ。
本作品が5年ぶりの映像作品となったことについて、市川は、「ちょっと休憩したいと思って映像作品から離れていた」と語る。その間に、“やりたくないことはやらなくていいんだ”と気が楽になったとき、『青葉家のテーブル』の脚本に出会ったのだという。
そして共演した西田について、一緒に居ると「頑張んなくていいんだ」と思わせてくれる希有な存在で、それは昔から変わらないと評価。作中の春子さながらの西田に現場で何度も救われ、「自分以上に見せても、全部ばれちゃうじゃないですか」と、ありのままでいることの大切さを説き、西田に向かって「がんばってないじゃん、いい意味で」と語りかけ、場を和ませた。
西田も春子を演じたことで、「年を経て、また始めてもいいんだよ」と背中を押してもらえたと吐露。現場が楽しくて女優の仕事を続けてきたが、ほかにやりたいことがあったら方向転換してもいい、むしろ次に行ける人になりたいと語った(https://www.youtube.com/watch?v=nJIjVAbsXHg)。
なお、同時に公開された西田と市川のメイキング写真では、スタッフの説明に真剣に耳を傾ける市川と、クランクアップで花束を受け取り、別れを惜しむように監督と話し込む西田が切り取られている。
松本壮史監督と北欧、暮らしの道具店が描く世界観
本作品は、青春のみずみずしさと葛藤を映し出すと共に、青春の延長にある大人たちの暮らしを描いた物語。雑貨店製作の異色の出自でありながら、若い世代と20年前に青春を過ごした世代への応援メッセージが込められた温かい作品となっている。西田(主人公の青葉春子)と市川(春子の友人・国枝知世)、寄川歌太(春子の息子・リク)、栗林藍希(知世の娘・優子)らが中心となって展開する松本壮史監督ならではの世界観あふれる映画版オリジナルストーリーには、WEB版以上に「北欧、暮らしの道具店」の世界観が作り出す美術、料理、音楽、衣装やインテリアの見所もふんだんに盛り込まれている。
映画『青葉家のテーブル』は、6月18日より公開される。
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