ジャージ姿も見納め…仲間由紀恵ら22人が『ごくせん』舞台挨拶!
2002年から7年に渡り人気を博してきたテレビドラマシリーズ『ごくせん』。その最終章となる『ごくせん THE MOVIE』の舞台挨拶が、6月30日に有楽町の東京国際フォーラムで行われ、キャストと監督、総勢22人が登壇し、ファンへの感謝を語った。
詰めかけた女性客の黄色い歓声がこだまする会場。舞台の幕が開き、スモークの中にヤンクミこと熱血教師・山口久美子を演じた仲間由紀恵が登場すると、歓声はひときわ大きく! さらに、亀梨和也、高木雄也、三浦春馬らキャストが次々と姿を現すと、歓声はもはや金切り声状態となり、興奮は最高潮に達した。
「ヤンクミー!」という声援が飛び交う中、トレードマークのジャージ姿の仲間は「(7年前)新人教師からスタートし、ヤンクミと共に成長してきました」と挨拶。「(共演者の)金子くんから、せっかくの場なので、ちゃんとした服を着たらと言われたのですが、これが正装なので」とニッコリ。「おさげにメガネのジャージ姿も見納めです」と言うと、会場からは「ジャージ最高!」「かわい〜!」という声が挙がっていた。
「7年間の集大成に参加できて嬉しい」と語ったのは映画初出演の亀石。劇中ではヤンクミが教える高校に、教育実習生としてやってくるという設定。「パート2に出たときは18歳だったのですが、(今日)後輩と並んでいると、ちょっと大人になった気がします」と少し誇らしげな表情を浮かべていた。
ヤンクミの天敵であり続けた猿渡教頭は、映画ではついに校長に! そんな猿渡を演じた生瀬勝久は、亀梨のコメントを真似て笑いを取った後、「私のスピンオフも期待してください!」と野望を語っていた。
続けて高木が、「『ごくせん』楽しかったですか? 大好きですか?」と呼びかけると、会場から大きな声援が。三浦は、「すばらしいキャストと肩を並べて立てて、光栄です」と出演の喜びを語った。かなり緊張した様子の石黒英雄は、会場から「がんばって!」と声をかけられ「はい!」と答えてから、「出演できたことを誇りに思います」とコメント。
「緊張しすぎて吐きそう」という中間淳太は、「『ごくせん』の大きなテーマは、絆。みなさんにも絆があると思うので、大事にしてください」とメッセージを贈った。亀梨などの人気を目の当たりにした桐山照史は、「僕も名前を言っただけで、キャーっと言われる用になりたい」と本音を告白。三浦翔平は、「今の僕があるのは、『ごくせん』のおかげと言っても過言ではありません」と語っていた。「緊張しますよ!」と苦笑いしていた玉森裕太は、「『ごくせん』に出させていただいたことは、本当に一生の思い出です」と感慨深げに話していた。
「ホントに現場が楽しかったので、終わってしまうのが寂しい」と話したのは、養護教諭役の星野亜希(ほしのあき)。「友だち、家族、恋人と、何度も劇場に足を運んでほしーの!」と、キュートな笑顔でお願いしていた。また、ヤンクミの祖父を演じた宇津井健も、「これでみんなとお別れかと思うと本当に寂しい」と語る一方、「この番組からいろいろな人が巣立っていったことが嬉しい」と、松本潤、小栗旬、成宮寛貴など多くのスターを輩出したシリーズへの思いを噛みしめていた。
最後に仲間が、「感謝の気持ちを込めて作りました。最後の熱いメッセージ、どうか受け取ってください」と3800人のファンに語りかけ、舞台挨拶は終了した。
『ごくせん THE MOVIE』は、7月11日から全国公開される。
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