『カールじいさんの空飛ぶ家』がピクサー史上第2位の大ヒット!
5月29日に全米3766スクリーンで公開となった『カールじいさんの空飛ぶ家』が、公開35日目で早くも、歴代ピクサー作品の中で『ファインディング・ニモ』(03年)に次ぐ2番目の興収に躍り出たことがわかった。
『ニモ』の興収は3億3971万ドル(約322億円/1ドル=95円で計算)。これまで2番目だったのが『Mr.インクレディブル』の2億6144万ドル(約248億円)で、『カールじいさんの空飛ぶ家』は、これを上回った形だ。7月8日現在の興収は2億6811万ドル(約254億円)で、最新の週末ランキングで6位につけている。今年の年間ランキングでも『トランスフォーマー:リベンジ』に次ぐ第2位と健闘しているだけに、今後、どこまで数字を伸ばせるかにも期待がかかる。
なお、全米でのアニメ映画の興収トップは『シュレック2』(04年)の興収4億4122万ドル(約419億円)で、これは実写映画も含めた歴代4位の成績。アニメの2位が『ニモ』で、3位が『ライオンキング』(94年)、4位が『シュレック3』(07年)。『カールじいさんの空飛ぶ家』は現在、5位につけている。
『カールじいさんの空飛ぶ家』は、亡き妻との思い出が詰まった家に暮らす78歳のカールじいさんが、妻との約束をはたすため、家に無数の風船をつけ、家ごと空高く飛び立ち旅をする感動作。日本では12月5日より全国公開、一部の劇場では3Dでも上映される。
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