人気アクション・シリーズ最新作の『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』のプロモーションのため、主演のヒュー・ジャックマンが来日。9月3日に、六本木ヒルズアリーナで行われたジャパンプレミアに参加した。
ファンの声援が響き渡る会場に姿を現したジャックマン。まずはハーレーダビッドソンXL883Rにまたがってレッドカーペットを走行した後、中央のステージに上がり、「コンバンワ東京! ワタクシハ、日本ニ来テ、トテモ嬉シイデス」と挨拶。大きな拍手を送られていた。
ジャックマンが演じるのは、『X-MEN』の中の孤高のヒーロー、ウルヴァリン。「今回の作品はドラマあり、アクションあり、誕生秘話も描かれていて、裸もあります!」とジャックマン。「兄との確執が物語の軸となり、ロマンスも描かれているので、それも見どころのひとつです」とアピールしていた。
続編の製作も決定していて、日本が舞台になるという。「原作には日本で活躍するストーリーがあるので、ぜひとも映画化したいとずっと思っていました」とジャックマン。完成は2〜3年先の予定だが、日本で撮影され、日本人キャストのオーディションも行われると言う。「いろんな日本人の役があるので、みなさんふるってご応募ください」と話していた。そんな中、ゲストとして登場したのは、「敬意を示して」紋付き羽織袴姿の正装でキメた佐藤隆太。熱烈な『X-MEN』ファンということで、特大履歴書を手に、プロデューサーも兼務するジャックマンに『X-MEN』への熱い思いを語り、出演させてくれるよう直訴! ジャックマンに向け「観光ガイドにガチンコ対決、ジムで体を鍛える──ウルヴァリンのためなら何でもします! サムライにもニンジャにもなります!!」と英語で訴えていた。
その後、さらにもう1人のゲストである川島なお美が、艶(あで)やかな和服姿で登場。ジャックマンの大ファンだという川島は、「強いだけじゃなくて、大人の男の色気がたっぷりで、恋人を守る包容力があり、女性だったらメロメロに。今日は女性ファン代表として来ました」と挨拶。夫でパティシエの鎧塚俊彦氏もジャックマンと『X-MEN』の大ファンということで、「来日記念と映画の公開記念に、(夫が)ケーキを作りました」と川島。ウルヴァリンの爪をイメージしたという特製ケーキを前にジャックマンも満面の笑みを浮かべていた。
トークイベント終了後は、ジャックマンと佐藤がレッドカーペットを歩き、詰めかけたファンたちのサイン&握手攻めに応じ、映画のアピールにつとめていた。
『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』は、9月11日よりTOHOシネマズ 日劇ほかにて全国公開される。
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