上野樹里の天然ぶりに、岸谷五朗も戸惑いを隠せず!?

左から寺脇康文、岸谷五朗、上野樹里。花を両手に抱えマイクを口元に持ってこられない岸谷の前に、上野は楽しそうにマイクを差し出す
左から寺脇康文、岸谷五朗、上野樹里。花を両手に抱えマイクを口元に持ってこられない岸谷の前に、上野は楽しそうにマイクを差し出す
左から寺脇康文、岸谷五朗、上野樹里。花を両手に抱えマイクを口元に持ってこられない岸谷の前に、上野は楽しそうにマイクを差し出す
左から上野樹里と木村佳乃。今回の撮影中、2人はいっつも一緒にいるほどの仲良しになった
寺脇康文(左)のコメントに、苦笑いをする岸谷五朗(右)
鍵を握る役のはずが、1日しか撮影がなかったと明かす小出惠介
左から、この映画の宣伝行脚をしてきた福田彩乃、寺脇康文、岸谷五朗、上野樹里、木村佳乃、小出恵介

ヒョンなことから、結婚したい女と死にたい女がワケありの旅をすることになるブラックコメディ『キラー・ヴァージンロード』。9月12日に、この映画の初日舞台挨拶がTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、これが初監督となる俳優の岸谷五朗と、上野樹里、木村佳乃、寺脇康文、小出恵介が登壇した。

まずは岸谷監督が「やっと産声が聞けた感じ。今日、本当に映画が幸せな思いをしております」と挨拶。上野は客席を見渡すと、「お客さんの笑顔が見られるってことが一番嬉しい」と満面の笑顔を浮かべていた。

木村は「岸谷監督が2作目を作るときは、ぜひ、使っていただきたい」と、早くも次回作の出演を監督にアピール。一方、岸谷とは25年に渡る付き合いで、ダサいヅラ姿で上野に殺されてしまう役を演じた寺脇は、今回は素晴らしい役でしたと司会者に紹介されると、「皮肉ですか、それは」と切り返す。また、ほかの誰よりも出番が少なかった小出は「監督から物語の鍵を握る役を任せるというお話しをいただいたので、意気込んで行ったんですけど、撮影は1日でした」と明かし、笑いを誘っていた。

そうした中、その天然ぶりを惜しみなく披露し、場内を笑いの渦に包んだのが上野。上野とは初共演だった木村が「一緒にお芝居をするのが本当に楽しくて、2人でお互いの役を成長させていった感じ。樹里ちゃんがいなければ、私が演じた役の小林もいなかったと思う」と話すと、上野も「いやぁ、私もそうですよ。だって、面白いんだもん」と互いを誉めあう。

さらに司会者から、木村のどんなところが面白かったかと聞かれ、「私を見て、とにかくニヤニヤしているんです」と思い出し笑い。「なんか、私が普通にしてても、おかしいみたいで」と続けると、岸谷監督から「そりゃ、みんなおかしいと思っているよ」と抜群のタイミングでツッコまれ、場内を沸かせていた。

また、岸谷監督への花束贈呈の場面で一層ハイテンションとなった上野は、「おつかれさまでした!」と大声を上げると監督の手を取り、壇上でスキップをしながら一回転する。さすがに、これには岸谷監督も驚いたようで「何をするのか(事前に)教えてね」と、少々戸惑い気味の様子だった。

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