今年6月25日に急逝したマイケル・ジャクソンの秘蔵映像を綴った映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』が10月28日から世界同時公開された。初日には六本木ヒルズ アリーナでジャパンプレミアも行われ、数多くの著名人が、マイケルをイメージした衣装をまとって参加。彼への思いなどを語った。
伊藤由奈は、小学生の頃にムーン・ウォークを練習した思い出を披露。だが、マスターすることはできなかったそうで「今もできません」と苦笑い。
彼の死により幻となってしまったロンドン公演のリハーサル映像をもとにした作品で、デイブ・スペクターは、「(ロンドン公演は)久しぶりのライブだったので、昔とどう違っているのか、成長ぶりを楽しみにしている」とコメント。映画評論家のおすぎも駆けつけ、「予告編などで流れている映像が精一杯かなと思っていたら、ものすごく出来がいいそうなので、期待しています」と話していた。
『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』予告編はこちら!
深いスリットの入ったセクシーな黒の衣装をまとった黒木メイサは、「小さい頃からダンスが好きだったので、ライブ映像などを見て真似して、テレビの前で踊っていたことを思い出します」と振り返り、「曲を通じて常にメッセージを投げかけていたマイケルが、映画の中でどんなメッセージを発しているかを見るのが楽しみ」と、鑑賞前の期待を語った。
この日はなんと、音楽界の大物ライオネル・リッチーも来場。「マイケルのことは10歳の頃から知っていて、彼がスーパースターになっていく過程をずっと見ていました」と懐かしそうに語った。アフロヘアだった頃のリッチーが、いたずら好きだった少年時代のマイケルに「髪の毛がかゆくなるパウダー」をかけられたエピソードも披露し、「映画では、そんな素顔のマイケルが見ていただけるのでは」と笑顔を浮かべた。
また、上映後にはCHEMISTRYらが囲み取材に応じ、「圧倒されました。マイケルの包み込むようなハッピーな優しさと信念を貫き通す姿に心を打たれた」と堂珍。川畑は「リハーサルというより、まさにライブそのもの。1曲終わるたびに手をたたきそうになった」と興奮を語った。また、ZEEBRAも「なんでこのコンサートが見れなかったのか残念。マイケルはすばらしい!」と絶賛。AIは「感動でヤバかった。彼がコンサートで伝えたかったメッセージが本当にすばらしい。マイケルからパワーをもらった。私も彼に近づけるようにがんばりたい」と感激していた。
『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』は2週間限定で公開中。
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