11月13日より、全米3404館で公開された『2012』が、週末3日間で6500万ドル(約58億5000万円、1ドル=90円計算)の興収をあげ、初登場1位を獲得。好スタートを切ったことがわかった。
『2012』はディザスター(災害)映画の名手ローランド・エメリッヒ監督最新作。古代マヤ文明の暦が予言する、2012年12月21日に地球が滅亡するという説をテーマにしたSFパニック大作だ。公開直前には、本当に2012年に地球が滅亡するのかに関して、NASAへの問い合わせが急増し、NASAが異例の声明を発表したり、マヤ族の長老にマスコミから問い合わせが殺到するなど、注目度も高い。
また、ヒットの波は北米のみならず、全世界にも広がっており、海外160の国と地域の1万2865館でも公開がはじまり、興収1億6000万ドル(約178億円、1ドル=90円計算)をあげ、海外成績でも初登場1位を記録した。これは、続編映画をのぞく海外のオープニング成績では歴代1位で、続編を入れた海外オープニング成績でも歴代5位となっている。
日本での公開は今度の週末(11月21日)だ。その直前の11月17日には、本作のキャスト・スタッフが来日してのジャパンプレミアも開催されるなど、日本での1位スタートにも盤石の備えだ。
配給元のソニー・ピクチャーズは、11月16日現在、『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』が3週連続興収1位を記録中。洋画が低迷と言われる中、次週は『マイケル〜』と『2012』が1位、2位を独占する可能性もありそうだ。
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