運命的な恋に落ちた男女の、25年間に渡る愛の軌跡を描いた珠玉のラブストーリー『サヨナライツカ』。1月19日、ユナイテッドシネマ豊洲でこの映画のジャパンプレミアが開かれ、中山美穂、西島秀俊、イ・ジェハン監督が舞台挨拶を行った。
中山は、夫・辻仁成の小説を、『私の頭の中の消しゴム』のジェハン監督が映画化した本作で、12年ぶりの映画出演を果たした。この日はかなり緊張した様子で、「毎回、こういう場は緊張してしまうんですけど(笑)、『やっと公開!』という気持ちです」と挨拶。また、監督も緊張していたようで、間近に迫った日本公開への思いを聞かれると「ドキドキ」と日本語で答え、「心を込めて作った作品なので、良い結果が出ると嬉しいです」と静かな笑みを浮かべた。
愛に正直に生きようとする主人公・沓子を演じている中山。演じた感想を聞かれると、「1人の人を死ぬまで愛し続けるところに、女性としての強さがある。そんな沓子の強さが好きです」とコメント。一方、沓子と、石田ゆり子扮する婚約者・光子の間で揺れ動く男性・豊を演じた西島は、不実さを司会者から責められると、「ひどい男だと思います」と苦笑い。だが続けて、「一般的にはいけないことなんでしょうけど、一生に一度の、溺れるような恋に落ちた男で、どこか憧れますね」と共感する気持ちを明かしていた。
中盤には、中島美嘉がサプライズゲストとして登場し、客席からは驚きと喜びが入り交じった歓声が挙がっていた。さらに、主題歌「ALWAYS」を披露した中島。中山や監督同様、かなり緊張した様子だったが、おもむろにハイヒールを脱いで心を落ち着けてから、情感豊かに、切ないラブソングを歌い上げ、観客たちを魅了していた。
その後、歌の感想を求められた中山が、「涙が出てきちゃいました」と思わず涙ぐむ場面も。隣の西島はすかさずハンカチを指し出し、紳士ぶりを発揮していた。
中山と西島は劇中で濃厚なラブシーンを演じているが、主人公の魅力について聞かれた西島は、「ラストの(清楚な)沓子も、ベッドシーンでの妖艶な沓子も、どちらも本当に美しいので、ぜひ楽しみに見てほしいです」と答え、映画をアピール。また、中山も、「(映画を見て)ぜひいろんな方と、愛について、人生の岐路について話していただき、コミュニケーションをとっていただけたら嬉しい」と話していた。
『サヨナライツカ』は1月23日より新宿バルト9ほかにて全国公開される。
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