『交渉人』初日に陣内孝則「米倉涼子のチョコなら、糖尿病になっても悔いはない！」

2010.02.12

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前列左から、林遣都、反町隆史、米倉涼子、陣内孝則、筧利夫。後列左から、八神蓮、塚地武雅、高知東生、城田優、林丹丹、松田秀和監督

米倉涼子主演の『交渉人 THE MOVIE』が2月11日に初日を迎え、米倉、陣内孝則、筧利夫、反町隆史、林遣都、城田優、八神蓮、塚地武雅、高知東生、林丹丹、松田秀和監督の総勢11人が丸の内TOEI1にて舞台挨拶にのぞんだ。

［動画］米倉、泣いてしまいそう!? 『交渉人』初日舞台挨拶

「みなさん、こんにちは」と元気いっぱいに冒頭の挨拶をした米倉は、客席から「こんにちは」と返事が返ってくるフレンドリーな舞台挨拶に、「『いいとも！』に出てるかと思った。映画の初日ってこういうことなんですね。なんか、感動してます」と喜びを隠しきれない様子。「とにかく今日は、ここに立てて、本当に幸せです」と笑顔を浮かべていた。

続く陣内は、「思い起こせば、芸能生活、苦節30年。30年前、九州の片田舎から状況するときに、父に言われました。人様に笑われるような人間にはなるな……。それが今、このザマです」と、いつもながらの陣内節が飛び出す。

この映画のイベントでは陣内と2トップをはる筧も、「ありがとう！」と前に出ながら大声で挨拶すると「本日、めでたく初日を迎えましたことで、定員13人のエレベーターに、ようやく14人目として乗り込めた気分です。今までは我々が宣伝してきましたが、これからはみなさんが、1人ひとり宣伝していただき、1人最低500人にこの映画の良さを伝えていってください」と興奮気味に語りかけていた。

また、初日を迎えた感想について米倉は、「大きな声を出していないと泣いてしまいそう」と今の心境を告白。

そんな米倉の魅力について筧は、「これだけ屈強な男どもに囲まれながら、そのパワーに負けることなく、はじき返す巨大なパワーと、何者をも恐れずに向かっていき、すべて引き受ける母性、これを併せ持つ世界でただ1人の女優だと思います」と彼女の力強さを絶賛。本作の公開直前は、宣伝のために毎日テレビに出ていたことについても触れ、「毎日、テレビで見てるから、一緒に住んでるみたい。今、日本全国の男性がそう思っているんじゃないでしょうか」と話していた。

一方、陣内は「最近、米倉さんがトーク番組に出ていて、好きなタイプの男性を聞かれ『ずっと年上の方』と仰ったんで、『あれー、やめてくれよ』って正直思ったんです。でも、その後、『話しをよく聞いてくれる人。今、私のまわりにはオレオレな、自分のことばっかり話す人しかいなくて』と言われて、ちょっとズキッとしました」とショックを受けたことを明かした。

なお、この日は、バレンタインデーも近いということで、飛行機型の大きなチョコも登場。誰かに食べてもらいたいという米倉の要望で、まずは陣内が食べることに。米倉に向き合って、チョコを待つ陣内は「米倉さんに食べさせていただけるのであれば、糖尿病になっても悔いはありません！」と宣言！　場内を沸かすと、米倉に「アーンしてください」と言われて、子どものように大きな口を開けていた。

また、最後の挨拶で米倉は、「本当に本当に感謝している」と、何度も何度も“本当に”という言葉を重ねて挨拶。「（次は）300万人突破記念でお会いしましょう」と、この映画を大ヒットさせたいという思いを、力強く語っていた。