人生に迷いながら成長していく若者たちの姿を描いた青春音楽映画『ソラニン』。4月3日に封切られ、初日と2日目の1館あたりの平均興行収入が862,529円という好成績を記録。4月11日に大阪のなんばパークスシネマで大ヒット御礼舞台挨拶が行われた。
この日登壇したのは、宮崎あおい、高良健吾、桐谷健太、サンボマスターの近藤洋一のメインキャストと三木孝浩監督の5人。桐谷は「地元・大阪で大ヒット御礼舞台挨拶をできてすごく嬉しいです」と挨拶。「今日はしゃべりますよ!」とやる気満々だった。
司会から、映画に対する周囲の反応を聞かれた宮崎は、祖父からの好反応についてコメント。歌に初挑戦したことを喜んでくれているようで、「これで一歩前進したね」というメールをもらったことを明かした。さらに、「昨日もおじいちゃんに会ったんですけど、『すごく良かったよ。久しぶりに良かったよ』と言われ、今までの映画は何だったんだろう……(笑)」と複雑な心境だったようだが、「おじいちゃんとしては本当に久しぶりに好きな映画だったみたいです」と話していた。
一方、桐谷も「おかんも見てくれましたし、友だちもメールくれますし、すごい評判」と話し、「キュンとしたというか、温かい気持ちになれたとか言ってもらえるのが嬉しい」と喜んでいた。また桐谷は、撮影裏話も披露。「花火のシーンで、本当にリアルに笑かしたいということで、僕と近藤くんがずっと踊っていたんですよ。ほんなら、あの革パンが、丈夫で有名な革パンが思いっきりビリビリと破れて!」と告白し、観客たちを大笑いさせていた。
その後、大阪の人々から親しまれている幸運の守り神“ビリケンさん”が登場。それぞれが足の裏をなでながら願い事を述べた。近藤は4月21日にリリースされるニューアルバムの大ヒットを祈願。高良は「マジメなんですけど、『毎日楽しく、納得できる日々を過ごします』と言いました」。宮崎は「お願いしたのは『ソラニン』がいろんな人に届きますように。それから、今日、劇中で弾いていた『ソラニン』のスコアブックをいただいたので、『また練習して弾けるようになりますように』とお願いしました」と話していた。
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