1996年に刊行されて以来、シリーズ50巻にまで達し、累計売り上げが850万部というベストセラー児童文学『怪談レストラン』が満を持して映画化。その撮影現場である東京メディアシティのスタジオで、5月18日に記者会見が開かれ、主演の工藤綾乃をはじめ、お化けのキャラクターを演じた「アンガールズ」の田中卓志と山根良顕、「響」の長友光弘、片桐はいり、剛力彩芽、落合正幸監督が登壇した。
[動画]『劇場版 怪談レストラン』 記者会見/工藤綾乃、剛力彩芽、アンガールズほか
この日、お化け役を演じた芸人たちは、劇中の扮装そのままで登場。理科室に置いてある解剖模型役を演じたアンガールズの田中は、「昔から解剖模型に似ていると言われてたんで、やれて嬉しいです。顔と手以外はCGなので、今は変な感じになっていますが、本番では良い感じに処理されていると思うので、ぜひ、みなさん見てください」と挨拶。同じくアンガールズの山根は、勝手に人を占ってしまう占いガラス役に扮し「口にカラスのくちばしをつけているので、本当に息苦しい。結構しんどいので、ここらヘンで終わらせてもらいます」と短めな挨拶をし、報道陣を笑わせていた。
エンマ大王役を演じた長友は「普段はセーラー服で女子高生をやってますけど、まさかの大抜擢ということで楽しくできました」と映画初挑戦の感想を述べていた。ただ、「喋った言葉が5行くらいしかなかった」そうで、「イマイチ、自分がどんな役かわからない」とも話していた。
また、紫ババア役の片桐はいりは「役名が『ババア』なので、みんなに『ババア、ババア』と言われる。『ババアさんこちらに立って下さい』と言われながら撮影をしました」笑いつつも、「ババア」と言われ続けることに、やや抵抗感がある様子。幽霊ねえさんを演じた剛力は、「幽霊ねえさんはすごく可愛らしい役。劇中である口癖を言っているので、映画が終わった後には、みなさんにも、それを言ってもらえるようになれたら」と、秘かな野望を語っていた。
そんなお化けたちと対峙するのが、主人公の自称怪奇探偵・天野ハル役を演じた工藤だ。工藤は、昨年の第12回全日本国民的美少女コンテストでグランプリとモデル部門賞をW受賞した、今、注目のスーパー中学生。映画初主演の感想を聞かれると「大きなプレッシャーがあって、最初はとても不安だったのですが、監督さんやスタッフさん、共演者のみなさんがいろいろなことを教えてくださり、天野ハルという役を今では演じやすくなりました」と、すでにプレッシャーをはねのけ、撮影を楽しんでいる様子。
落合監督から「(工藤は)撮影初日を迎える頃は、胃が痛くなるほどだったアウトドアが、今は撮影現場がすごく楽しくなっているという感じがこっちにも伝わってくる。すごいと思うのが、芝居って難しいんだっていうのを知り始めていること。ものすごく成長が早いのは、やはり逸材」とホメられると、照れた笑顔を浮かべていた。
『怪談レストラン』は8月21日より全国公開となる。
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