1970年に放映され人気を博したテレビアニメを映画化した『昆虫物語みつばちハッチ 〜勇気のメロディ〜』。母親や仲間とはぐれてしまったみつばちの子・ハッチの冒険を描いた心温まる感動作だ。この映画のチャリティ親子試写会が、7月20日に丸の内ピカデリー2で行われ、ボイスキャストのアヤカ・ウィルソン、板東英二、臼田あさ美、中村獅童と総合プロデューサーの小山薫堂、アミノテツロ監督、みつばちハッチらが舞台挨拶に登壇した。
[動画]『みつばちハッチ 〜勇気のメロディ〜』 試写会/アヤカ・ウィルソン、中村獅童ほか
今回、声優に初挑戦したという臼田は、「普段のお芝居より大きめに、と言われたので、(収録中)つい動きたくなってしまい、マイクにぶつかったりしてしまいました」と照れ笑いしながら告白。子どもの頃、原作となるテレビアニメ『昆虫物語みなしごハッチ』が大好きだったという中村は、「声優をつとめることになって感動しました」とコメント。張り切りすぎて、3時間半も前に収録現場に到着したとも話していた。
また、夏休み本番ということで、「夏の思い出」に関する質問も。アヤカは、大好きなスイカを1人で1個食べてしまい、お腹をこわした思い出を披露。「みなさんも、スイカの食べ過ぎにはご注意ください」と注意を促していた。一方、夏休みにつきものの宿題について語ったのは臼田。「宿題をするのが嫌いで、ギリギリまでやらないので、夏休みの最後はいつも宿題に追われていた」と苦笑いしていた。また中村は、小学生のときにスズメバチに刺されたと語ってから、「今日言う話じゃなかったですね」と、ハッチを気づかっていた。
その後の囲み取材では、中村が『みなしごハッチ』について再びコメント。子どもの頃、テレビにかじりつくように見て、最後は必ず泣いていたそうで、「大人になってから、失敗すると、母から、子どもの頃は『みなしごハッチ』を見て泣くキレイな心を持っていたあなたなのに……、という説教をよくされていました」と告白。これまで数々のスキャンダルを振りまいてきた中村だが「最近はようやく落ち着いてますね」と爽やかな笑顔を浮かべていた。
南イタリアで毎年7月に開催される、世界最大の子ども映画祭・ジッフォーニ映画祭でも本作が上映されたそうで、当日は立ち見が出るほどの人気だったという。舞台挨拶で小山が「(上映後)子どもたちが興奮して、ステージに上がって暴れたそうです」と話すと、監督は「面白くなかったから暴れたんじゃないですよね」と顔を曇らせる場面も。小山が「違います、面白かったからです」と話すと、監督はホッとした表情を浮かべていた。
『昆虫物語みつばちハッチ 〜勇気のメロディ〜』は、7月31日より全国公開される。
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・『昆虫物語みつばちハッチ』作品紹介
・[動画]『昆虫物語みつばちハッチ』予告編
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