映画『神様ヘルプ!』で一人二役の大量殺人鬼を演じ、映画初主演を果たした加藤和樹と、『ゴスロリ処刑人』で漆黒のゴスロリスーツ姿で人を斬る復讐鬼に扮した秋山莉奈。共にホラー映画に主演した加藤と秋山が、新宿にあるキリストンカフェ東京で合同記者会見に出席。出演作をアピールした。
まずは、それぞれの役の見どころについて。一人二役に挑戦した加藤は演じ分けについて「1人は普通の青年、もう1人は猟奇殺人者なので、まったく別のキャラクター。人を殺すことを楽しんでいるというと言葉は悪いですが、本当に楽しんでやりました」と話す。
対して秋山は、「見どころはたくさんありますが、その中でも小原剛監督が普段はアクション監督をされている方で、今回、私もかなり一生懸命にアクションに取り組みました。全編を通してほとんどアクションが出てくるのが魅力です」とアピールしていた。
続いては、どちらの映画がより恐いかをアピールするコーナー。まずは加藤からで、「僕が笑いながら人を殺すんですけど、その狂った表情というか、そこに心霊的なホラーとは違った猟奇的な恐さがあって、すごく迫力があるんじゃないかなって思う」と自身が演じた殺人鬼について触れると、秋山は「何リットルの血糊を使ったかわからないくらい、血を飛ばして手首が吹っ飛んだり、首が吹っ飛んだり。すごいです」と、かなり過激な殺戮シーンであることをアピールしていた。
そんな秋山に報道陣から、タイトルにちなんで、最近処刑してしまいたかった出来事を尋ねる質問が。これに秋山は「いっぱいありますね(笑)」と大胆発言。実は自分を常に処刑したいそうで「ミスをしたり、やっぱりできないことがあったりすると悔しいから、その出来事を抹殺したいです。でも、実際に人を処刑したいと思ったことはありません」と笑顔で答えていた。
また、お互いの衣装について感想を聞かれた加藤は、秋山のゴスロリ姿をまざまざと見て、「予想以上にお似合い。これなら処刑されてもいいかなと思います」とゴスロリ秋山を絶賛していた。
『神様ヘルプ!』は8月7日より渋谷シネクイントにてプレミアム先行レイトショー。2010年秋より全国順次公開となる。『ゴスロリ処刑人』は9月4日よりシアターN渋谷にてレイトショー公開される。
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