大人気マンガを映画化した『劇場版NARUTO−ナルト−疾風伝 ザ・ロストタワー』が7月31日に公開初日を迎え、池袋シネマ・ロサで、声優陣と監督が舞台挨拶を行った。
『劇場版NARUTO』完成披露試写会で主題歌・西野カナが舞台挨拶！
最初に登壇したのは、主人公ナルトの声を担当する竹内順子と、その父・ミナト役の森川智之、若き女王サーラ役の早見沙織とむらた雅彦監督。
涼しげな浴衣姿で登場した竹内は、「実はこれ、中3の時に母親が手縫いで仕立ててくれた浴衣で、ずっと稽古着でした」と前置きしてから、今回のテーマは親子の絆だったので着てみたと、理由を説明。また「中学から、全然身長が伸びなかったってことなんですけど（笑）」と残念そうに語っていた。
映画については「最後は切なかった」と竹内。森川も「切なかったです」とうなずき、「今回は、“絆”責めで胸にチクチクくる感じ。号泣しました」と、感動のラストであることを強調していた。
その後、同時上映の短編作品『劇場版NARUTO−ナルト−そよ風伝 ナルトと魔神の3つのお願いだってばよ!!』で魔神の声をつとめたキャイ〜ンの天野ひろゆきが登場。芸能界きっての『NARUTO』ファンだという彼は、この日は劇中に登場するキャラクター、ロック・リーの衣装を着用。40歳でのコスプレ姿に、少し照れくさそうな表情を浮かべていた。
魔神は3つの願いをかなえてくれる力を持つが、「実生活で3つのお願いが叶うとしたら、何をお願いしたい？」と聞かれた天野は、「昨日（30日）、（市川）海老蔵さんの結婚式を見たからかもしれませんが」と前置きしてから、「1に結婚、2に結婚。3にベトナムでルビーの原石を探す」と話し、客席を大笑いさせていた。
また、この日は原作「NARUTO−ナルト−」の作者・岸本斉史も登場。今春、単行本の累計発行部数が1億冊を突破した偉業を称え、天野から岸本に大きな花束が贈呈された。1億冊突破の感想を聞かれた岸本は「みなさんのおかげです。ありがとうございます」とはにかんだ笑顔を浮かべていた。
『劇場版NARUTO−ナルト−疾風伝 ザ・ロストタワー』は全国東宝系にて公開中。
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