早くもオスカー候補の声があがっているジュリア・ロバーツの最新作『食べて、祈って、恋をして』(9月17日より全国公開)。イタリア、インド、バリ島を旅する女性が新たな自分を発見していく姿を描いた作品で、ロバーツ自身が映画から大きな影響を受けてヒンズー教に改宗したことでも話題を呼んでいる。
『食べて、祈って、恋をして』作品紹介
[動画]『食べて、祈って、恋をして』予告編
劇中では、イタリアを訪れた主人公がワイン片手に、スパゲッティやピザ、ドルチェをたっぷり堪能して太り、サイズの大きなパンツを買いに行くシーンがあるが、ロバーツ自身もあれこれ食べているうちに太ってしまったと告白している。しかし彼女の子どもたちは、家では甘いものをなかなか食べさせてはもらえないのだとか。
「甘いものに関しては、私はとっても厳しい母親なの。私自身は甘いものが大好きなんだけど」とピープル誌に語ったロバーツ。5歳の双子ヘイゼルとフィニアス、そして3歳のヘンリーには、キャンディーやジャンクフードは特別なときにしか食べさせないようにしているそう。
「甘いものやアイスクリーム、ケーキといったものは、めったにない楽しみやお祝いのときのものであるべきよ。毎日食べるものじゃなくて。そういうふうにすれば、子どもたちはそれを食べるときにありがたいと思うようになるわ」とも語っている。
とはいえ、そんな厳しさはロバーツの母親としてのほんの一面らしい。「彼女は信じられないくらい献身的な母親だ」と語ったのは、この映画で共演したリチャード・ジェンキンス。「(ロバーツは)撮影の際、昼食の時間には子どもたちのところに戻り、毎日一緒に食事をしていたよ。彼女は子どもたちのところに戻るときはとっても嬉しそうにしていたし、子どもたちも彼女を見ると顔が輝くんだよ」と述べた。
ここしばらくは子育てのために仕事のペースを落としているロバーツ。母親業を通してひとまわりもふたまわりも大きくなってスクリーンに戻ってきてくれることを思えば、ファンも辛抱強く待つしかないのだろう。
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