江戸時代を舞台に、運命的な恋に落ちる男女の姿を描いた日本版「ロミオ&ジュリエット」とも言うべきラブストーリー『雷桜』。8月31日、その完成披露プレミアイベントが六本木ヒルズアリーナで行われ、キャストの岡田将生と蒼井優、小出恵介、監督の廣木隆一が登壇した。
岡田と蒼井の2人は劇中にも出てくる馬に乗って登場。2人は撮影前に3ヵ月の乗馬トレーニングを行ったそうで、久々の“愛馬”に会った蒼井は「まさか六本木で馬に乗れるとは」と感慨深げだった。
練習中、蒼井が落馬したこともあるという。幸いケガはなかったそうだが、岡田は「優ちゃんがきれいな弧を描いて飛んでいくのを見て爆笑していた僕は最低だな」と反省している様子だったが、蒼井は「ひどいと思いました(笑)」と恨めしげな表情を浮かべていた。
乗馬についてはハードな練習のかいもあり手放しで乗れるほど上達したという岡田と蒼井。だが蒼井は「岡田くんが(手綱から)手を放したら、どんどん違う所に行ってしまって」と、岡田が馬をうまく操れなかったことを暴露。監督も「アップじゃなくて引きの映像になっちゃって」と、そのせいで撮影がNGになってしまったことを苦笑いしながら明かしていた。
また、身分違いの愛を貫こうとする男女の姿を描いた物語にちなみ、結ばれない恋に落ちたらどうするかと聞かれた小出は、「(岡田が演じる)斉道(なりみち)は(運命を)飛び越えようとしましたからね」と言った後、思わず主人公の恋の行方にまつわるネタバレ発言を口に……。蒼井がポツリと「言ってもいいの?」と突っ込むと、「しまった!」という表情を浮かべてから、「でも、あの〜、僕は突っ走ると思いますよ」と、自らの恋愛観を語ってごまかしていた。
一方、同じ質問に岡田は「僕も突っ走りますよ」と断言するもすぐに訂正し、「ちゃんと定めに従います(笑)」と消極的な姿勢。蒼井は「一緒になれない理由を(相手に)聞きます」と冷静な答え。岡田に「すっごい現実的ですね」と感心されていた。
3ヵ月のトレーニング期間には前述の乗馬に加え所作や殺陣の練習も行い、大変だったようだが「優ちゃんと一緒に(練習を)乗り越えてからの撮影だったので、すごく良かった」と岡田が言うと、蒼井も「(撮影も含めて)全部で5ヵ月一緒にいたもんね」。岡田が「(小出が)お兄ちゃん、(蒼井が)お姉ちゃん、(監督が)お父さんという家族みたいだった」と言うと監督は「よかった、お父さんで」と、「おじいさん」ではなかったことにホッとした様子だった。
『雷桜』は10月22日より全国公開される。
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