『君に届け』初日舞台挨拶で、三浦春馬が続編の胸キュン・ストーリーを妄想？

2010.09.26

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前列左から多部未華子、三浦春馬。後列左から熊澤尚人監督、夏菜、蓮佛美沙子、桐谷美玲、青山ハル

累計1400万部突破の人気少女マンガを映画化した『君に届け』が9月25日に封切られ、TOHOシネマズ六本木ヒルズで初日舞台挨拶が行われた。

三浦春馬が、『君に届け』イベントで好みのタイプを告白！

登壇したのは多部未華子、三浦春馬、蓮佛美沙子、桐谷美玲、夏菜、青山ハルのキャスト6人と熊澤尚人監督。監督は「ものすごい人気の原作なのでプレッシャーを感じました」と制作時を語り、原作に描かれたトキメキや幸せな空気感を大切に映画化したと明かした。

本作は、優しく前向きな性格ながらも暗めの風貌のため周りから敬遠され気味の主人公・爽子（さわこ）が、明るく爽やかで人気者の同級生・翔太に抱く恋心を温かな眼差しで綴っていく。

原作は今も別冊マーガレット誌で連載中だが、映画の続編があったらどんなストーリーになると思うかと聞かれた三浦。爽子のように心優しい子がタイプだという三浦は少し考えてから、爽子と翔太が高校卒業後の進路で悩むのではないかと話し始めた。「爽子ちゃんは（翔太に）『いいよ、私のことなんか考えなくていいから夢を追いかけて』と言ったりして、そんなドキドキするような話になると思うんです」と夢見るような表情で語り、司会から「遠くを見つめる目がステキでした」と言われ照れていた。

この日は多部と三浦にサプライズで手紙が届き、それぞれが読み上げるコーナーも。映画スタッフからの手紙を読み上げた三浦は、プレッシャーと戦いながら現場を盛り上げみんなを引っ張っていった頑張りを讃えられ、目を潤ませた。

続いて多部が原作者・椎名軽穂からの手紙を読み上げた。三浦の手紙ですでにもらい泣き状態だった多部は、頑張りとピュアさを褒める椎名の手紙に涙をこらえきれず、何度も目頭を押さえていた。

その後、蓮佛、桐谷、夏菜、青山にも椎名のイラストがサプライズでプレゼントされた。それぞれが演じたキャラクターが描かれたイラストで、多部と三浦にはクランクアップ時点でプレゼントされていたのだが、青山はそれがとてもうらやましかったと明かし、思わぬ贈り物に大喜びしていた。

最後の挨拶で三浦は「原作と同じく、撮影現場にも思いやりがあふれていた。思いやりの塊みたいな作品なので、ぜひみなさんに見ていただき、思いやりの気持ちを育ててほしい」とアピール。多部も「たくさんの愛にあふれた映画。たくさんの人に見ていただいて、幸せな気持ちになってほしい」と客席に語りかけていた。