多部未華子と三浦春馬がファンに感謝
累計1400万部突破の人気少女マンガを映画化した『君に届け』。9月25日に公開されたこの映画のヒットを記念し、10月4日にTOHOシネマズ 六本木ヒルズで感謝を込めた舞台挨拶が行われた。
この日、登壇したのは多部未華子と三浦春馬。三浦は客席に向かい、「こんなに温かく迎え入れてくれたみなさんの気持ちがすごく嬉しい。本当にありがとうございます」と感謝を伝えた。
高校を舞台に、初恋の初々しさを温かな眼差しで描いた本作。多部は、「大親友が映画を見てくれたみたいで、電話がかかってきたのですが、大丈夫かって思うくらい(感動で)嗚咽していて(笑)、私と出会えたことを嬉しいと言ってくれた」と話し、「思いが通じ合ったなって気がしました」とコメント。三浦も原作ファンの親友が映画を絶賛してくれたと笑顔を浮かべた。
見た目は暗いけれど健気で前向きな少女を演じた多部と、爽やかで心優しいクラスの人気者を演じた三浦。共演を経ての互いの印象を聞かれると、多部は「やんちゃで爽やか」と三浦についてコメント。また多部は、プロモーションで人前に出ることが苦手だと前置きしてから「(三浦が)それを察してか、いつも『大丈夫、オレがなんとかする』『オレが頑張る』と言ってくれて、とても頼もしかった」と感謝の意を示していた。
これについて三浦は「確かにそう言いましたが、大事なところで結構、噛んでしまったりして」と失敗も多かったと苦笑いし、「意外と、僕よりも多部さんのほうがコメントがしっかりしている。僕は、気持ちだけが前へ行ってしまって上手く伝えられないことがあった」と話していた。
三浦春馬が肉まんを紙ごとパクリ!
この日の日中はヒットを記念し、スカイバスに乗って“初デート”に出かけ、横浜、お台場、浅草、東京タワーを巡ったという2人。横浜の中華街では肉まんを食べたそうだが、司会が「忙しいから中華街に遊びに行くこともあまりないのでは?」と聞くと三浦は「そうなんです。だから嬉しくて、肉まんを(下に敷いてある)紙ごと食べちゃった」と笑い、「焦りすぎました」と反省していた。
スカイバスの屋根をオープンにして風に吹かれながら楽しいひとときを過ごしたそうだが、多部は「でも、最後のほうは寝てたんですよ。始めのほうでハシャギすぎちゃったから」と三浦の行動を暴露。司会からも「どうなんですか? デートの途中で寝ちゃうというのは(笑)」と男としての姿勢を問われた三浦は、気まずそうな笑みを浮かべていた。
その後、抽選で選ばれた2人の観客に、多部と三浦がデート中に買ったお土産をプレゼントするコーナーも。浅草で買った和傘と中華街で買ったお面を2人が直接手渡すと、場内は拍手に包まれていた。
最後の挨拶では、この映画に出演できたことへの感謝を口にした多部と三浦。三浦は「一生懸命やらせていただいたので、たくさんの人に見てもらいたい」とコメント。多部は「映画を通じて、みなさんに思いを伝えたいと頑張ってきましたが、みなさんから逆にパワーをもらったような気がします」と客席に語りかけていた。
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