矢田亜希子が映画『ジーン・ワルツ』のスピンオフドラマで初の母親役に挑戦！

2010.10.28

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女優・矢田亜希子が、KDDIが配信するauユーザー向けの「LISMOドラマ」シリーズ第19弾『空にいちばん近い幸せ』〜映画『ジーン・ワルツ』ANOTHER STORY〜に主演することがわかった。

［動画］映画のスピンオフとなった「LISMOドラマ」完成報告会見／香里奈、北乃きいほか
 映画のスピンオフとなった「LISMOドラマ」完成報告会見／香里奈、北乃きいほか

同作は、2011年2月5日より公開となる映画『ジーン・ワルツ』のアナザーストーリー。『ジーン・ワルツ』はベストセラー作家・海堂尊原作の『チーム・バチスタの栄光』『ジェネラル・ルージュの凱旋』に続く医療ミステリー。生命誕生の瞬間を舞台に、日本の産婦人科医療の現実を描き出した問題作で、主演に菅野美穂、『NANA』シリーズの大谷健太郎監督がメガホンを取る話題作だ。

『ジーン・ワルツ』プロデュースチームの「医学・医療の視点だけでなく、母親・家族の目線から“ジーン・ワルツ”の感動をドラマにしたい」という思いから生まれたのが『空にいちばん近い幸せ』で、ごく平凡な一組の家族が“生命の尊さ”と触れ合う感動作となっている。

主演の矢田は本作で初の母親役に挑戦。強く望まれてもこの世に生まれることが出来なかった命と向きあい、家族と共に悲しみを乗り越える砂羽（さわ）を演じる。共演は、矢田が演じる砂羽の夫役に10月クール『SPEC』などに出演する安田顕（TEAM NACS）。その他、戸次重幸（TEAM NACS）などが決定している。

その矢田からの、本作に向けたメッセージは以下の通り。

「本作のテーマでもある“子どもが普通に生まれてくること、生命の誕生の奇跡”は私自身が妊娠していたときに考えていたことでした。妊娠したときは自分の子どもに会えるのが本当に楽しみでした。その一方でちゃんと出産ができるのか、子どもを育てることができるのかという不安もありました。私が演じた砂羽にもその両方の気持ちがしっかりと描かれていて、すんなりと砂羽に共感することができました。

母親役も初めてですし、出産シーンを演じたのも初めてでした。自分がまた出産している気になってしまいました。砂羽は出産直後に最愛の息子を失うという辛い思いをします。そのシーンは、私も本当に辛くなって涙が止まらなくなってしまいました。自分の子どもが健康で、毎日、成長していること、そして自分が今、生きていること、そのこと自体が奇跡だと、その奇跡に感謝しなければと改めて思わせてくれる作品です」

本作は映画『ジーン・ワルツ』公開に先駆け、12月3日より毎週金曜日、計5回の配信予定。なお、「LISMOドラマ」と映画のスピンオフとの組み合わせは、2009年『キラーヴァージンロード』のスピンオフ作品キラーヴァージンロード『プロローグドラマ』、2010年『ゴールデンスランバー』のスピンオフ企画『ゴールデンスランバービハインドストーリー首相暗殺事件、その視聴者』、2010年『ラブコメ』のプロローグドラマ『Sweet 9Flowerds-愛しい9の花言葉-』に続いて4本目となる。