わずか135万円という超低予算で制作されたにも関わらず、全世界で180億円以上の興収を稼ぎ出した『パラノーマル・アクティビティ』。その日本版続編となる『パラノーマル・アクティビティ第2章/TOKYO NIGHT』が11月20日に封切られ、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた初日舞台挨拶に、キャストの中村蒼と青山倫子、長江俊和監督が登壇した。
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『パラノーマル・アクティビティ第2章/TOKYO NIGHT』作品紹介
本作の出演オファーを受けた感想を聞かれた中村は「大ヒットしたアメリカ映画の続編に主役として出演できることは、すごく嬉しかった。でも、ホラー映画が苦手で、現場も怖そうなイメージがあったので、嬉しさと怖さが半々でした」と怖がりな面を告白。
同じ質問に青山は「最初に話をいただいたときはビックリしました。ものすごく注目された作品であることは知っていたので、すぐに(オリジナル版を)見て、見終わった瞬間から自然な演技を自分たちが出せるのかというプレッシャーを感じました」と当時の心境を振り返っていた。
本作では、自然な雰囲気を引き出すために監督が「絶対に台本通りセリフを言わないで」と異例のリクエストをキャストに指示。「そしたら葵くんは『セリフ覚えなくていいんですね』って喜んでいて」と監督に暴露された中村は「普通はちゃんと覚えるんです。別に手を抜いていた訳じゃない」と苦笑いを浮かべていた。
また、実際に映画本編で使用されている映像の80%程度は、主演の中村が劇中で回しているビデオカメラで撮影されている。そのことについて中村が「エンドロールに撮影助手くらいで“中村蒼”という名前を出してほしかった」と監督に訴えてから、「なので、みなさんが今から見る映像は、ほとんど僕が撮ったもの。その辺も見てもらいたい」と観客にアピールしていた。
本作はすでに、世界30か国以上で配給が決定。一方で、日本版続編とは別に制作されたアメリカ版続編『パラノーマル・アクティビティ2』が、一足早く全米公開され大ヒット中。すでに『3』の制作も発表されている。こうした事情を踏まえ、司会が「これから日米対決になる可能性がある」と話すと、中村は「もちろん、負けたくないです。アメリカ版続編の存在を頭に入れつつ撮影を行って来たので、せっかくならアメリカでこの映画が上映されて、日本はホラー映画がすごい国だけあって、本当にすごいなて思ってもらえれば嬉しい」と意気込みを語った。
青山も「日本はホラーが有名なので、そこは絶対に譲りたくない。撮影現場でもスタッフの方から『ハリウッドを驚かせてやろうぜ』なんて声が上がっていました。(ハリウッド版に)負けたくないですね」と対抗心を剥き出しにしていた。
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