リドリー・スコット監督作『ロビン・フッド』の来日記者会見が11月24日にザ・リッツ・カールトン東京で開かれ、主人公のロビン・フッドを演じたラッセル・クロウと共演のケヴィン・デュランドが登壇した。
『ビューティフル・マインド』で2002年に来日して以来、8年ぶり2度目の来日となるラッセルは、「東京に戻って来られて大変嬉しい。思ったより時間がかかってしまいましたが、今回は、偉大な監督であるリドリー・スコットとの5度目のコラボレーション作である『ロビン・フッド』を携えて来ました」と挨拶。
今回が初来日となるケヴィンは「日本に来られて光栄。昨日、東京をラッセルと一緒に少し歩きました。国の美しさ、優しさを体感することができ素晴らしかった」と笑顔で語っていた。
これまでに世界中で30本以上も作られてきた『ロビン・フッド』。ともすると使い古された印象のある作品に、新たに挑戦した理由を尋ねられると、「子どもの頃から大ファンだった。プロデューサーのブライアン・グレイザーから『今までの『ロビン・フッド』で論理的に納得がゆき、本当に質がいい作品はあったか』と問われたのが出演のきっかけ。確かに、歴史的にも個人的にも、なぜ彼がレジスタンスの戦士になったのかが描かれている作品はない。それが取り組んだ動機でもあった」と説明していた。
また、2人の子どもの親になって人生が変わったかとの質問にラッセルは、「父親になったことは人生で一番素敵なできごと。妻とは1989年に出会ったが、結婚したのは2003年。ハネムーンで最初の子どもを授かった。今、上のチャーリーは6歳で、弟のテニソンが4歳」と嬉しそうに語ると、「こういう仕事をしているとよく聞かれるのが、同じような仕事に進むことを許すのかということ。でも今は、そういうことは気にせず、日々、子どもたちに必要とされる父親になるべく頑張っている」と良きパパである一面も披露。
最近、結婚したばかりというケヴィンに子作りを勧めたことも明かすと、当のケヴィンは「まずは奥さんを説得しないと」と答え、笑いを誘っていた。
この日は、ゲストとして神田うのが登場。うのは、劇中でマリアン役を演じたケイト・ブランシェットにブーツを提供していたブルーノ・フリゾーニがクリエイティブディレクターを務める「ロジェ・ヴィヴィエ」の靴を履いて登場。ロビン・フッドの象徴ともいえる弓矢にひっかけ、特大の破魔矢をラッセルにプレゼントしていた。
それを受け「今日の格好、そして靴、とても素晴らしい」と返したラッセル。うのから「日本に来て、やりたいこと、行ってみたいところ」を尋ねられると、「昨日、オフを取って、ケヴィンと朝の11時にホテルを出て、いろいろと街を歩き回った。戻ったのは18時で、初めて東京の街を堪能することができ、魅力的な経験だった。そのおかげで今年のクリスマスに妻は、たくさんの日本からのプレゼントを受け取ることになる。子どもたちにもたくさんお土産を買ったが、取扱説明書が日本語なので、クリスマスの日に組み立てられるのかはちょっと心配です」とコメント。「ツイッターに『東京は最高』とつぶやいたよ」と話すと、報道陣から大きな拍手が巻き起こっていた。
これまで暴れん坊として、ゴシップ誌を中心に賑わせてきたラッセル。前回来日時もフォトセッションに応じたのは、わずか30秒程度だったが、今回は一転。良きパパ、素晴らしいスターとして、日本の報道陣を魅了。フォトセッションでは、ピースマーク(Vサイン)でポーズを取るなど、終始ご機嫌な記者会見だった。
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