「タランティーノのアイドル」千葉真一の訃報に海外からも追悼相次ぐ

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千葉真一
フィガロ紙Twitterより

アメリカ映画芸術科学アカデミーも追悼

19日、千葉真一が新型コロナウイルス感染による肺炎で亡くなったことが発表された。クエンティン・タランティーノ監督など、ハリウッドにも多くのファンを持つ日本のアクション・スターの訃報は海外でも大きく報じられている。

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アカデミー賞を主催するアメリカ映画芸術科学アカデミーは、に『キル・ビル Vol.1』でタランティーノ監督と女性スタッフと仕事中の撮影現場の写真をアップし、「50年もの間スクリーンで、シンイチ・ソニー・チバは俳優からファイトコレオグラファーに、そして伝説へと進化した。6つのマーシャル・アーツで黒帯を持ち、『激突!殺人拳』『キル・ビル Vol.1』そして『ワイルド・スピード X3TOKYO DRIFT』といった映画で深みのあるタフさを見せた。惜しまれます」と追悼した。

アメリカのエンターテインメント業界誌「Hollywood Reporter」や「Variety」は「マーシャル・アーツのレジェンドで『キル・ビル』出演俳優のソニー・チバが82歳で、COVIDの合併症で死去」、フランスのフィガロ紙の文化欄は「日本のブルース・リー、ソニー・チバが逝去。クエンティン・タランティーノのアイドルで、日本のアクションの一時代を築いた」と訃報を伝えた。

マネジメント会社によると、千葉さんは今月になって新型コロナウイルス感染が確認されて自宅で療養していたが、症状が悪化したために8日から入院していた。18日に危篤状態になり、入院先の千葉県内の病院で19日夕方に亡くなった。ご冥福をお祈りいたします。