東野圭吾のベストセラー小説を映画化した『白夜行』の完成披露試写会が1月19日に新宿ピカデリーで行われ、W主演の堀北真希と高良健吾、刑事役の船越英一郎と深川栄洋監督、子役の今井悠貴と福本詩織が舞台挨拶に登壇した。
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今回、初の悪女役に挑戦した堀北は「とても思い入れのある作品。難しい役で、答えを探しながら葛藤しましたが、こうして見ていただける日が来て、とても嬉しく思っています」と挨拶した。
本作は、2月10日〜20日にかけて開催される第61回ベルリン国際映画祭のパノラマ部門に出品される。今後の活躍が期待される監督の作品が多く出品される部門で、約2500本の応募作品のなかから50本に絞られたなかに残ったという。これについて深川監督は「実は誰にも話していなかったのですが、この映画のお話を聞いたときに、これはうまく撮れば3大映画祭(カンヌ、ベルリン、ヴェネチア)に出品できるのではと思っていた」と打ち明けてから、「2年がけの恋人に気持ちが届き、振り向いてもらえたよう」と感慨深げに語った。
キャストたちも喜びを口にしたが、高良、船越、深川監督の3人はスケジュールの関係でレッドカーペットセレモニーには参加できないらしい。船越は「ものすごくショックです」とくやしそうだった。
壮絶な人生を生きる主人公を演じた堀北と高良。撮影で顔を合わせることはほとんどなかったが、互いの印象について聞かれると、高良は堀北について「毎回言っているのですが、ミステリアスなんです。つかみどころがなくて、そこが魅力的」とコメント。また、「とってもプロで、“太い人”」と、精神的な強さを讃えた。一方、堀北は「(高良は)私のことを、たくましい人みたいに言ってくれるのですが(笑)、もうちょっと私の繊細な部分も知ってほしい」と女性としての複雑な心境を告白。高良については「役への打ち込み方がストイックで、決してラクな道を選ばず、辛い道でもとことん歩いて役にたどり着く、プロの役者さんだと思いました」と賛辞を寄せた。
また、映画の内容にちなみ「今まで行った悪事」を聞かれた登壇者たち。監督は「本作を撮影中に役者を追い込んだこと」、船越は「みなさんに上手な嘘をついてだます俳優という職業に就いたこと」高良は「財布を忘れたときにマネージャーにお金を借りて、まだ返していない」とそれぞれコメント。
そんななか、映画と同様、悪女ぶりが露呈してしまったのが堀北。「1番はここでは言えないので、10番目くらいなら」と話してくれたのは、美術の時間の絵を全部、友だちに描いてもらっていたという悪事。堀北が「私、すごく絵がヘタなんです。でも、(美術の授業では)褒められるときもありました」とサラリと告白すると、船越は「10番目にしては重すぎますね。9番目まではどんな大罪があるのか聞いてみたい」と驚いた様子で突っ込むと、堀北は「ダメです。言えません」とキッパリ拒否していた。
『白夜行』は1月29日より新宿ピカデリーほかにて全国公開される。
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