10月23日に第23回東京国際映画祭が開幕し、六本木ヒルズでオープニングイベントが開催された。
エコロジーをテーマに掲げた同映画祭。けやき坂からアリーナにかける約200mの道には、ペットボトルを再生して作られたグリーンカーペットが敷かれ、国内外から集まった映画人たちが登場。彼らがそばを通る度に、沿道を埋める映画ファンたちからは大きな歓声があがっていた。
[動画]東山紀之との結婚を発表した木村佳乃、東京国際映画祭で開幕宣言!
第23回東京国際映画祭グリーンカーペットの写真はコチラ
今年のオープニング作品はデヴィッド・フィンチャー監督の『ソーシャル・ネットワーク』。世界最大のSNS、フェイスブックを立ち上げた天才大学生の姿を描いた壮絶な青春映画で、主演のジェシー・アイゼンバーグと脚本家のアーロン・ソーキンが登場した。
ハリウッドからは、フッテージ上映される『トロン:レガシー』に出演するギャレット・ヘドランドとオリヴィア・ワイルドも登場。ワイルドは、ドラマ『THE OC』と『ドクター・ハウス』に出演しブレイクした期待の新星で、若々しい魅力を振りまいていた。
また、東山紀之との結婚を発表したばかりの木村佳乃も登場。木村は昨年に続き映画大使をつとめており、グリーンアンバサダーをつとめる杏と共にグリーンカーペットを歩いた。木村は黒の、杏はオレンジのロングドレス姿で、裾のスリットからは歩く度になまめかしいナマ足が見え隠れし、人々の目を釘付けにしていた。
一方、キュートな魅力を振りまいていたのは、アニメ『チェブラーシカ』のボイスキャストをつとめる大橋のぞみと『くまのがっこう〜ジャッキーとケイティ〜』のボイスキャストをつとめる松浦愛弓の子役コンビ。それぞれのキャラクターのぬいぐるみを手に、はにかんだ笑顔で声援に応えていた。
ハリウッドアニメ『怪盗グルーの月泥棒 3D』で日本語吹き替え版のボイスキャストをつとめた笑福亭鶴瓶と子役の芦田愛菜も登場。「これだけ沢山の人がおったら興奮するよね」と鶴瓶。芦田も「すご〜い!」と興奮気味だった。
また、『シュレックフォーエバー』の日本語吹き替え版のボイスキャストをつとめる藤原紀香は、シュレックの着ぐるみをエスコートしながらグリーンカーペットを歩いた。藤原は、まるでレオタードのようにピッタリとしたファッションに身を包み、ため息が出るようなパーフェクトプロポーションを惜しげもなく披露していた。
98歳の巨匠・新藤兼人監督も登場。映画祭に新作『一枚のハガキ』を出品している新藤監督は、車いす姿ながらも、老いてなおますます意気軒昂な様子だった。
そのほか、『白夜行』の堀北真希、高良健吾、『海炭市叙景』の谷村美月、南果歩、『しあわせの雨傘』のカトリーヌ・ドヌーヴなどの俳優陣に加え、モデルの冨永愛、海江田万里大臣なども登場し、会場は華やかな雰囲気に包まれていた。
東京国際映画祭は10月31日まで開催される。
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