瑛太のバイクテクが上手すぎて危機感!? スタントマンが本音をポロリ
法律では裁けない凶悪犯を退治する超法規的組織「ワイルド7」の活躍を描いたアクション娯楽作『ワイルド7』。この映画の試写会イベントが12月15日に都内試写室で行われ、カー・スタントマン集団「スーパー ドライバーズ」に所属し、本作でもスタントマンをつとめた川上敏夫が登場し、撮影秘話などを語ってくれた。
・［動画］『ワイルド7』予告編
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この日はバイクを愛するライダー限定の試写会ということで、川上の話に来場者はみな、熱心に耳を傾けていた。
これまでも数々の映画でスタントマンをつとめてきた川上だが、「日本映画でこれだけバイクアクションが多い作品は珍しいのでは？」という司会の言葉に、「僕が今まで関わった作品のなかでは初めて。海外の作品でもこれほどのものはあまりないのでは」と話していた。
主演の瑛太をはじめ、椎名桔平、丸山隆平、阿部力ら「ワイルド7」のメンバーを演じたキャストのなかで、誰が一番バイクの扱いがうまかったのかという質問に、川上は「瑛太さんがすごかったですね」と絶賛。瑛太は普段からバイクに乗っていて、撮影前にも練習をしたそうだが、「仕事がなくなってしまうんじゃないかと思うくらい上手くなっちゃって、『どうしよう……』と思った」と照れ笑い。
また、阿部の乗るバイクはかなりのテクニックを必要とする車種だったそうだが、阿部自身もかなりの腕前で、川上は「阿部さんは、弟子にしたい役者ナンバーワン」と太鼓判を押していた。
最後の挨拶で川上は、キャストたちのバイクテクニックについて「想像以上にうまかった。俳優さんたちによるシーンと、僕たち（スタントマン）による吹き替えの部分のスピード差はほとんどない」と断言。「楽しんで見ていただきたい」とアピールしていた。
『ワイルド7』は12月21日より丸の内ルーブルほかにて全国公開される。
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